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原発事故が日常にもたらした“恐怖”を女性の視点から描く「恐怖が始まる」

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ワンツーワークス #34「恐怖が始まる」チラシ表

ワンツーワークス「恐怖が始まる」が、12月9日から19日まで東京・テアトルBONBONで上演される。

古城十忍率いるワンツーワークスでは、社会問題をジャーナリスティックな視点から描いた作品を数多く発表してきた。今回は2013年に初演、2015年に再演された「恐怖が始まる」が上演される。

同作では福島第一原子力発電所の事故を題材に、原発事故によってもたらされた恐怖が人々の日常に忍び寄るさまが、女性たちの視点から描かれる。ある原発作業員の四十九日に、1人の女が訪ねてくる。彼女を出迎えた女と同様に、訪ねてきた女もまた原発作業員の妻だ。彼女たちの会話を通して、原発作業員の労働実態や、2つの家族が抱えた不安や亀裂が次第に浮き彫りになり……。

一部公演の終了後にはアフターイベントが予定されており、キャストと古城による「公開ダメ出し『全部、見せます』」や、「原発作業員との10年」をテーマとした、古城と東京新聞の片山夏子記者のトークなどが開催される。また12月17日18:00開演回では、ライブ配信を実施。詳細は公式サイトで確認しよう。

なおワンツーワークスでは本公演の上演に向け、CAMPFIREでクラウドファンディングを行っている。支援は11月25日まで受付中だ。

ワンツーワークス #34「恐怖が始まる」

2021年12月9日(木)~19日(日)
東京都 テアトルBONBON

作・演出:古城十忍
出演:奥村洋治、関谷美香子、山下夕佳、藤村忠生、今本洋子、橋詰高志、高畑こと美、浦野真介、増田和、小山広寿、山下真人