「草の響き」監督がWeb番組に出演、原作小説への思い語る
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左から斎藤久志、MCの月永理絵。
「草の響き」の監督・斎藤久志が、Web番組「活弁シネマ倶楽部」に出演した。
「そこのみにて光輝く」「きみの鳥はうたえる」などで知られる作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作をもとにした「草の響き」。主人公・工藤和雄が妻とともに故郷の函館に戻り、病んだ心を治療するため街を走り続けるさまが描かれる。東出昌大が和雄、奈緒が妻・純子を演じた。
「草の響き」は函館のミニシアター、シネマアイリスの企画・プロデュース作品第5弾。番組内で斎藤は、制作経緯や原作小説について語った。「私小説に近い書き方をしている」と分析し、「佐藤泰志という人とどう向き合えるか考えていた」と振り返っている。
「草の響き」は全国で順次公開中。