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フィリピンのスラムにたどり着いた日本男性4人映す「なれのはて」予告公開

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「なれのはて」メインビジュアル

ドキュメンタリー「なれのはて」の予告編がYouTubeで公開された。

粂田剛が監督を務めた本作は、フィリピン・マニラのスラムで暮らす“困窮邦人”を7年間追った作品。かつては日本で職に就いていたものの、なんらかの理由で帰国しないまま、人生最後となるであろう日々を送っている4人の老人男性の姿が映し出される。

予告編冒頭には「『自業自得』の果てにフィリピンのスラムにたどり着いた日本の男たち」という文字が。その後、元暴力団員の谷口俊比古、フィリピン人の妻と子と仲睦まじく暮らす元トラック運転手の平山敏春、コンクリートむき出しの部屋に住む元警察官の嶋村正、フィリピンにハマり居ついてしまった元証券マン・安岡一生の姿が収められた。

ジャーナリストの丸山ゴンザレスは「『豊かな青春、惨めな老後』かつてのバックパッカーには有名なこの言葉を思い出した。自分の“なれのはて”が惨めなのか、幸せなのか、これまでの選択と、これからのルートを今の日本社会を生きる身として特に思わずにはいられない」とコメントしている。

「なれのはて」は12月18日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。

(c)有象無象プロダクション