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伊藤郁女×森山未來の新作デュオが開幕「地球は救うに値するのか?」の対話に焦点

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伊藤郁女・森山未來「Is it worth to save us?」より。(photo by bozzo)

KAAT DANCE SERIES 2018 伊藤郁女森山未來「Is it worth to save us?」が、昨日10月31日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕した。

KAATで世界初演される本作は、ヨーロッパを拠点に活動するダンサー・振付家の伊藤郁女が演出を手がけ、森山未來と共に振付・出演する新作デュオ。2人にとっては本作が初の共同クリエーションとなる。

三島由紀夫の小説「美しい星」に登場する、異星人の「地球は救うに値するのか?」という対話に焦点を当て、伊藤による執筆を通して舞台化する本作。KAATの公式サイトでは作品について「二つの身体はどこまでいっても、二つの細胞と一緒で、物理的に交わる事が不可能なのであって、その距離感こそが、お互いを惹きつけるきっかけになっているのであろう」とつづられている。上演時間は50分から1時間を予定。

KAAT公演は11月4日まで行われ、12月18日から20日までは「ジャポニスム2018:響きあう魂」に参加。フランスのメゾン・デ・ザール・ド・クレテイユにて上演される。

KAAT DANCE SERIES 2018 伊藤郁女・森山未來「Is it worth to save us?」

2018年10月31日(水)~11月4日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

2018年12月18日(火)~20日(木)
フランス メゾン・デ・ザール・ド・クレテイユ

演出:伊藤郁女
振付・出演:伊藤郁女、森山未來