『ミラベルと魔法だらけの家』主演に大抜擢!斎藤瑠希が圧巻の歌声を初披露
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すべて見るディズニー・ミュージカル最新作『ミラベルと魔法だらけの家』の公開記念スペシャルイベントが11月22日、都内で行われ、主人公ミラベルの日本版声優を務める19歳の新人女優・斎藤瑠希(さいとうるき)が出席した。
魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家を舞台に、家族で唯一魔法を持たないミラベルが「世界から魔法の力が失われていく」という大ピンチのために、立ち上がる。『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカル、さらにディズニー長編アニメーション60作目を飾る記念すべき本作で、斎藤はその歌唱力をUS本社から絶賛され、主人公の声優に“大抜擢“された。
斎藤は「小さい頃から見ているディズニー作品に関われるのは光栄。とにかく今までの生活が一変して、駅や街中でミラベルを見かけると、緊張もしている」とオーディション合格、そして現在の心境を語り、「ミラベルは本当に普通の女の子で、環境にめげず、道を切り開いている。三姉妹の末っ子というのも、私自身がそうなので共感できる」と役柄と自身を重ね合わせた。
この日はメイン楽曲「奇跡を夢みて」を初めて生披露し、圧倒的なポテンシャルを発揮。堂々と歌いあがると「今でも膝が震えるくらい。何度も何度も脳内シミュレーションした日が来て、こうして披露できたことが夢のよう」と安どの表情を浮かべ、楽曲については「ミラベルが心の奥底で魔法が欲しいという葛藤の気持ちを歌い上げている」と説明。劇中にはラテン系の楽曲が多いといい「日本人にはなじみのないリズムやグルーブなので、全身で音楽を感じながら、楽しさが伝われば」と話していた。
イベントには主人公ミラベルのふたりの姉・イサベラ役、ルイーサ役の日本版声優を担当する平野綾、ゆめっち(3時のヒロイン)も出席。どちらもUS本社のオーディションを経て、見事ディズニーの日本版声優の座を射止めており、ともにディズニー・アニメーションの声優初挑戦を果たした。
この日、斎藤の歌唱を耳にすると、「一言目で場の空気を変えられる人はなかなかいないが、彼女はそれを持っている。まっすぐ思いを届けられる。そんなすごいギフトが与えられている」(平野)、「歌い始めからもう涙が出ちゃって。実写版のミラベルだと思ったし、普段は前向きだけど、本当は魔法が欲しかったという(ミラベルの)気持ち」が響きました!」(ゆめっち)と感動しきりだった。
取材・文・写真=内田涼
『ミラベルと魔法だらけの家』
11月26日(金)より公開
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