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©︎松竹・ABC TV

“世界最強のチーム”は日本にいた!
『必殺仕事人』特集

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Amazonプライムビデオ「+(プラス)松竹」チャンネル「必殺仕事人V」配信開始記念
今こそ配信でイッキ見したい『必殺仕事人』シリーズの魅力

誰もがその名を知る時代劇の超人気シリーズ『必殺仕事人』が現在、Amazonプライムビデオのプラス松竹チャンネル他でデジタル配信中だ。1979年にスタートした本シリーズは現在までに40作を超えるシリーズが制作されているが、初期作品の人気と評価はいまも高く、繰り返し鑑賞する人の多い作品だ。個性豊かな“仕事人”たちが悪を斬る痛快なストーリーを配信でイッキ見すれば、ハマること間違いなしだ!

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長期シリーズ! 映画化も!
日本中を魅了した『必殺仕事人』とは?

『男はつらいよ』や『水戸黄門』など日本にも長寿シリーズは数多くあるが、40作を超える作品が制作され、現在もキャストを変えながら続く超人気作が“必殺”シリーズだ。

本作は依頼を受けた主人公たちのグループが、人知れず悪を斬り、依頼者の恨みを晴らす姿を描いた娯楽時代劇で、日本史の知識や複雑な背景を知らなくても楽しめる一話完結型のドラマだ。

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1972年に『必殺仕掛人』としてスタートしたシリーズは、数々の人気キャラクターを生み、中でもファンから支持を集めた中村主水(もんど)が仲間を率いて悪を討つ『必殺仕事人』は大ヒット。数々の続編やスペシャルドラマ、映画が制作され、主水を演じた藤田まことがこの世を去ったあとも、その意思を引き継いだキャストによって新作が放送され続けている。

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なぜ本作はここまで長きに渡って愛され続け、現代の観客をも魅了するのだろうか?

『必殺仕事人』の最大の魅力は、キャラクターの魅力にある。人知れず悪を討つ仕事人たちはそれぞれに個性的な技や能力を駆使して敵を追い詰める。ある仕事人は敵を華麗に吊し上げ、ある仕事人は相手を油断させることで生まれたスキをついて急所を刺す。仕事人が相手を仕留める際にはおなじみのBGMが流れ、ケレン味のある演出で場面を盛り上げるのも楽しみのひとつだ。

本作のジャンルは“時代劇”だが、現代のコミックやハリウッド映画にも通ずる“キャラの立った登場人物の魅力”と、観客が思わず「待ってました!」と声をあげたくなる“キメのカッコ良さ”がある。長いシリーズの中で人気の高かった仕事人もいれば、新キャラクターとして参入し、いつしかシリーズで欠かすことのできない者もいた。配信でまとめて観ることで、あなたの“推し仕事人”が見つかるはずだ。

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どのシリーズからでも気軽に楽しめる一方、観続けることでお気に入りのキャラクターに出会うことができる。観れば観るほどにハマる。そんな人気ドラマの魅力が『必殺仕事人』にはつまっている。

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名優たちが演じる個性豊かな“仕事人”が集結
チームプレイで魅せる“必殺”の魅力

また本作では、個性的な仕事人たちが“チーム”で行動する面白さがふんだんに描かれている。登場する仕事人たちの個性や強みはバラバラ。しかし彼らはチームを組むことで相手をサポートし、協力しながらターゲットの素性を調べ、近づく方法を模索し、状況にあった仕事人が相手を闇に葬る。圧倒的に強い剣豪が活躍する時代劇も数多くあるが、本作は『七人の侍』や『13人の刺客』など日本映画の名作から受け継いだ“集団時代劇”のテイストをさらに進化させ、チームプレイの魅力を楽しめるシリーズなのだ。

仕事人を率いる中村主水は南町奉行所に勤める男。職務は怠慢で、昼間は無気力を装っているが、それはあくまで表の顔。その正体は晴らせぬ恨みを金で解決する殺し屋・仕事人を束ねるリーダーで、剣の腕は超一流。相手に親しげに話しかけてスキをつくり、一瞬にして相手の急所を狙う。そんな頼れるリーダーである一方で、仲間たちとの別れや、仕事をすることで生まれた哀しみを背負う場面も描かれる。名優・藤田まことの当たり役のひとつで、彼がこの世を去ったあとも人気は衰えることがない。

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そんな主水の仲間に入りたいと志願するのが若き飾り職人の秀(三田村邦彦)だ。血気盛んで、感情に流されやすい面もあるが、そのまっすぐな姿は多くのファンから愛された。細工用のノミで相手の急所を突いたり、かんざしを投げて攻撃するなど仕事姿も熱い!

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一方、三味線屋の勇次(中条きよし)はクールなたたずまいが印象的な仕事人。粋な男で女性からの人気も高いが、その内面は情に厚く、闇稼業ではそっと相手をサポートする場面も。三味線屋が表の稼業だが、裏の仕事ではロウソクと油で強化した三味線の糸を相手の首に巻きつけて窒息死させる。相手を糸にかけ、そのまま宙吊りにして仕留める華麗なシーンはシリーズ屈指の人気シーンになった。

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華麗さであれば、組紐屋の竜(京本政樹)も負けてはいない。彼は組紐を投げて相手の首を絞めて宙吊りにする技を持つが、その美しさ、技の見事さは勇次に匹敵する。伊賀流の九十九一族に属していた過去を持ち、その身体能力の高さ、仕事のテクニックは抜群。派手な衣装、色白で精悍なルックスも印象的で放送時から大きな人気を集めた。

そんな竜とコンビを組むのが花屋の政(村上弘明)だ。女仕事人の下で育てられた若い仕事人で、折った花の枝で相手を刺す。若さゆえに暴走しがちな政と、それを時に見守り、時に制する主水とのやりとりは思わず笑みがこぼれる。政の人気も高く、後には鍛冶屋の政としてシリーズに再登場した。

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他にもエレキテル(発電機)を駆使して相手を感電死させる西順之助(ひかる一平)や、相手を偵察したり仕事をサポートする加代(鮎川いずみ)、仕事人の元締・おりく(山田五十鈴)など個性豊かなキャラクターが次々に登場。チームでしかできない仕事、チームで動くことで生まれるドラマが本作の最大の見どころだ。

これまでに様々な映画やドラマでヒーローチーム、スパイチームが描かれてきたが、『必殺仕事人』は日本が世界に誇る最強チームといっていいだろう。

新展開、新機軸、ゲスト続々! 演出陣には映画界の気鋭が参集!
『必殺仕事人』シリーズの歩み

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『必殺仕事人』(1979-1981)
配信はコチラ⇒ https://lnk.to/OXVvO7BQ

記念すべき最初のシリーズ。1973年にドラマ『必殺仕置人』で初登場した北町奉行所の定町廻り同心・中村主水が最強チームを結成。藤田まことを主演に、歌舞伎界の大御所・中村鴈治郎、『水戸黄門』シリーズでもおなじみの伊吹吾郎、そして三田村邦彦らが出演した。東映時代劇を支え続けた山下耕作監督や、『銭形平次』シリーズを数多く手がけた長谷川安人監督、そして『網走番外地シリーズ』や数々のカルト作品で知られる鬼才・石井輝男監督が演出に参加。シリーズ開始から人気が着実に上がっていき、歴代最長の84話が放送された。

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『新・必殺仕事人』(1981-1982)
配信はコチラ⇒ https://lnk.to/lAoNfIBj

前シリーズから4か月のインターバルで登場したシリーズ第2弾。前作の最終回で仕事人グループを解散した中村主水が、新たな仕事人グループを結成する。藤田まこと、三田村邦彦が続投し、中条きよし演じる“三味線屋の勇次”が登場。相手を吊し上げて闇の葬るシーンは華麗な映像も評判を呼び、シリーズ屈指の人気シーンになった。本シリーズでも日本映画の黄金期に活躍した井上梅次監督や市川雷蔵主演の『眠狂四郎』シリーズでメガホンをとった田中徳三監督らが演出として参加。歴代2位の全55話が放送された。

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『必殺仕事人III』(1982-1983)
配信はコチラ⇒ https://lnk.to/LZtDOnVW

『必殺仕掛人』から始まった“必殺”シリーズ10周年を記念したスペシャルドラマに続いて放送されたシリーズ第3作目。藤田まこと演じる中村主水、三田村邦彦演じる秀、中条きよし演じる勇次のゴールデントリオが続投するだけでなく、加代(鮎川いずみ)、おりく(山田五十鈴)も再登場。主水たちが殺しの現場を目撃されてしまう衝撃的な展開で幕をあけ、やがて目撃者である蘭方医の息子で学問に励む受験生・西順之助(ひかる一平)が新キャラクターとしてグループに参加した。

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『必殺仕事人IV』(1983-1984)
配信はコチラ⇒ https://lnk.to/s1wWU9Rn

ファンからの熱い支持を受け、前シリーズからレギュラー出演者を変えることなく制作されたシリーズ第4弾。受験生・順之助に惚れた広目屋の玉助(梅津栄)と、秀(三田村邦彦)が連れ帰った孤児の少女・お民(林佳子)が新キャラクターとして登場した。シリーズの人気は衰えるどころか、さらに上昇していき本シリーズ放送中にシリーズ600回を記念した映画『必殺! THE HISSATSU』が公開された。

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『必殺仕事人V』(1985)
配信はコチラ⇒ https://lnk.to/s67t6NTN

新たな仕事人グループが結成され、人気を博したシリーズ第5作目。本作から京本政樹演じる組紐屋の竜と、村上弘明演じる花屋の政が登場。伊賀の忍の出身で精悍なルックスが印象的な竜と、熱血漢で情熱的な政は今も人気の高い仕事人だ。全26話とコンパクトながら、梅沢富美男、野際陽子、遠藤憲一、萬田久子ら豪華なゲスト出演者が次々に登場。第9話「主水、キン肉オトコに会う」では漫画家のゆでたまご(嶋田隆司・中井義則)がゲスト出演している。同年から1987年にかけて『…V・激闘編』『…V・旋風編』『…V・風雲竜虎編』が放送された。

さらに『必殺』劇場版6作品も配信中! 大スクリーンで描かれた主水たちの活躍をまとめて楽しめる。

『必殺!THE HISSATSU』(1984)

配信はコチラ⇒ https://lnk.to/TdNqTKh7

『必殺!ブラウン館の怪物たち』(1985)

配信はコチラ⇒ https://lnk.to/wlJaN4Fe

『必殺!Ⅲ 裏か表か』(1986)

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『必殺4 恨みはらします』(1987)

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『必殺!5 黄金の血』(1991)

配信はコチラ⇒ https://lnk.to/q8Yk6R2A

『必殺!主水死す』(1996)

配信はコチラ⇒ https://lnk.to/E71ROqj7

※本記事での「シリーズ」とは、広義での「必殺」シリーズ(『〜仕掛人』『~仕置人』など)ではなく『必殺仕事人』シリーズを指します。