江波杏子が肺気腫の急性増悪により死去
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江波杏子(撮影:十文字美信)
江波杏子が10月27日に肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪により死去した。76歳だった。
これは、本日11月2日に所属事務所が発表したもの。事務所の公式サイトには「あまりに突然の出来事に言葉もありません」「葬儀につきましては、密葬、そして、密葬後に、皆様に報告をしてほしいという故人の遺志に従いました。皆様にご報告が遅れましたご無礼お許し下さい」とスタッフ一同からのコメントが掲載されている。
江波は1942年生まれ、東京都出身。60年に「おとうと」で映画デビューし、66年に初主演作「女の賭場」がヒット。以後67年より「女賭博師」シリーズ17本が制作され、映画会社・大映の看板スターとなった。近年の舞台出演は、白井晃演出「Lost Memory Theatre」、ノゾエ征爾演出「ご臨終」、森新太郎演出「イニシュマン島のビリー」など。2016年上演の三浦大輔脚本・演出「娼年」では老女を演じ、同役で映画版にも出演した。