「くるみ割り人形」ヨーロッパプレミア開催、キーラ・ナイトレイがヒロインを絶賛
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「くるみ割り人形と秘密の王国」ヨーロッパプレミアの様子。
ウォルト・ディズニー・スタジオ作品「くるみ割り人形と秘密の王国」のヨーロッパプレミアが、現地時間11月1日にイギリスのウェストフィールド・ロンドンにて開催された。
本作は童話やバレエ、音楽などさまざまな形で親しまれている「くるみ割り人形」をラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンが実写化したファンタジードラマ。物語の舞台となったロンドンでヨーロッパプレミアが行われるということで、大勢のファンと世界各国の取材陣が駆けつけた。会場には、劇中に登場する4つの国の中から「雪の国」「花の国」を彷彿とさせる装飾がなされ、“秘密の王国”が表現された。
主人公クララを演じたマッケンジー・フォイはロダルテのドレスで登場し、「ロンドンで撮影が行われたこともあり、この場所で映画が公開されることはとってもエキサイティングなことです」とうれしそうに話す。また、「本作で描かれているのは、母を亡くして苦痛と悲しみに暮れる中、“秘密の王国”での旅を経て、自分自身について学んでいくごく普通の少女の姿です。“くるみ割り人形”の物語には、すべての人に向けられた特別な何かが存在していて、誰もが楽しめる要素があるので、ずっと愛され続ける作品ですね」と思いを語った。
“お菓子の国”の統治者で、“秘密の王国”に迷い込んだクララを歓迎し、世話を焼くシュガー・プラム役のキーラ・ナイトレイは、本作のイベントに初登場。シャネルのドレスを着用したナイトレイは「おもちゃやお菓子に命が吹き込まれるというアイデアは、小さな頃から大好きだった。“くるみ割り人形“の物語の素敵なところは、クリスマスの魔法が存在するところ。映画のセットデザインは素晴らしいし、衣装やメイクも華やかだから、映像は本当に美しく、ストーリーも家族そろって楽しめると思うわ!」と本作をアピールする。共演したフォイについては、「彼女は人の目を惹く魅力を持ち、愛らしく、そして努力家なの。私は彼女の大ファンよ!」と興奮気味に絶賛した。
イベントには、本作の重要な音楽を担ったアーティスト2組も登場した。テノール歌手のアンドレア・ボチェッリは、本作のエンドソング「フォール・オン・ミー」でコラボレーションした息子マッテオ・ボチェッリと出席。さらに、中国人ピアニストのラン・ランも顔を見せた。本作で、チャイコフスキーの楽曲を新たにアレンジした「くるみ割り人形 組曲」のピアノ演奏を担当したラン・ランは「もともとの楽曲は、最高に美しく、さわやかで、明るく陽気で、感情に訴える曲です。その名曲に見事な編曲がなされ、親しみの持てる温かいピアノのカラーを引き出すオーケストラ曲となりました。本当に美しく、まるで魔法のような音楽です! 聴くだけで、おとぎ話の世界へと導かれるようです」と楽曲の素晴らしさを熱く語った。
「くるみ割り人形と秘密の王国」は、11月30日より全国でロードショー。
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