Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 志村けんを演じた山田裕貴、ドラマの印象に残っているシーンは「全部」

志村けんを演じた山田裕貴、ドラマの印象に残っているシーンは「全部」

映画

ニュース

ナタリー

「志村けんとドリフの大爆笑物語」

ドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」で主演を務めた山田裕貴のインタビューコメントが到着した。

本作は志村けんの半生を描く物語。志村を山田裕貴、加藤茶を勝地涼、高木ブーを加治将樹、仲本工事を松本岳、いかりや長介を遠藤憲一が演じるほか、ムロツヨシ、金田明夫、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、ミッツ・マングローブ、渡辺いっけい、宮崎美子もキャストに名を連ねる。

山田は志村を演じるうえで気を付けたことを聞かれると「数え切れないほどあります」と回答。「どれだけ皆さんの頭の中、心の中にある志村けんさんに近付けるのかということをずっと考えながら演じました。しゃべり方や、コントのときのテンポや間など、本当にいろいろなことに気を配りました」と続ける。

実際に志村を演じた感想を尋ねられると、山田は「『顔怖いよ』と初日に福田監督に言われて。すごいプレッシャーや責任感を感じていたのだと思います」と述懐。「でもドラマの中でもそういうシーンがあって。志村さんもそのときは一生懸命で、面白いものを作らないと、という感覚でその場にいらしたのかなと」と語った。

コントシーンの感想を、山田は「志村さんが考えていたこととかが、なんとなくですが、こうだったんだろうなみたいなことが徐々にわかってきたんです」と回想。「“今のずれたなあ”とか、“もうちょっと早いタイミングで言えばよかったかなあ”とか、“もっと顔動かしておけばよかったなあ”とか、そういう間とタイミングの細かい部分をものすごく気にされていたと思うんです」と志村本人に思いを馳せる。

印象に残っているシーンを問われると、山田は「いかりやさんとの2人のシーン、『ドリフ大爆笑』のオープニング……全部ですね」と答えた。そして「勝地さんとは10ページ以上の台本のコントもあって。たぶん志村さんや加藤さんがアドリブでやられていた部分もそのまま台本として文字起こしされていて、それを僕らはアドリブに見せつつ、お芝居をするという。本当にハードルが高く難しいことでした」と苦労を明かす。

演出を担当した福田雄一について、山田は「コメディのイメージがあると思いますが、今回のようなヒューマンな作品が合う方なんだろうなと思いました」とコメント。「“それ面白い”“ここまではやらなくていい”とはっきりされていますし、それ以上のことはおっしゃらない。すごく気持ちがよかったです。実際はどういうふうに思っていたのか知りたくなりましたが、その答えは12月27日にあると思います」と述べた。

「志村けんとドリフの大爆笑物語」はフジテレビ系で12月27日21時から放送。

志村けんとドリフの大爆笑物語

フジテレビ系 2021年12月27日(月)21:00~23:03

(c)フジテレビ