大竹しのぶ、渡辺えりも感銘「ぼけますから、よろしくお願いします。」続編の予告公開
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「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」
ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」の予告編がYouTubeで公開された。
本作は東京で働く映画監督・信友直子が、広島県呉市で暮らす認知症の母親と彼女を支える父親の日々を記録した「ぼけますから、よろしくお願いします。」の続編。脳梗塞を発症した母親の入院や、新型コロナウイルスの世界的拡大により、いつも一緒だった夫婦が顔を合わせることさえままならなくなった現実が映し出される。
予告編では、母親が見舞いに来た父親に言う「手が掛かるようになってごめんね」という言葉、病床の母親に父親が語りかける「ありがとう。いい女房をもらったと思っている」という感謝の意など、互いを気遣う優しさや愛が映像に刻まれている。
また、いち早く本作を鑑賞した大竹しのぶ、渡辺えりからコメントが到着。大竹は「ただひたすら、涙がこぼれます。嘘のないお父さんの言葉ひとつひとつに。そこには『愛』があるからです」、渡辺は「凄い映画、凄い親子だ。悲惨な場面もいとおしくて笑える。三人の内面にあるユーモアが優しく強い」とそれぞれ感想をつづった。
「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」は、3月25日より東京・新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。
(c)2022「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」製作委員会