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花組の東京宝塚劇場公演、月組の本拠地新トップお披露目公演で幕を開ける2022年の宝塚歌劇団公演ラインナップ

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花組 忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』/レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-

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2021年は、4月末の緊急事態宣言を受けて、4公演が公演中止や一時中断を余儀なくされ、無観客のライブ配信も行なわれたが、4月からはオーケストラによる生演奏、5月からは新人公演も再開。交互出演していた下級生も全員揃って出演できるようになり、変則的だった日程もほぼ通常の形に戻った。

そして2022年、まず花組は、1月2日に東京宝塚劇場で、『元禄バロックロック』『The Fascination!-花組誕生100周年 そして未来へ-』が初日を迎える。トップスター柚香光と、宙組トップ娘役から花組トップ娘役に異動した星風まどかの新トップコンビが、国際都市エドを舞台に、忠臣蔵をベースにしたファンタジーに挑む。

3~4月には、梅田芸術劇場メインホールで『TOP HAT』が再演され、柚香と星風が、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのミュージカル映画の舞台化に挑戦。梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと東京建物Brillia HALLでは、19世紀のパリを舞台にした『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』が、永久輝せあの主演で上演される。永久輝にとっては主演作の初の東上公演だ。

また6~7月の宝塚大劇場、7~9月の東京宝塚劇場では、ピアニストで作曲家のフランツ・リストの若き日を描く『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』と、ショー『Fashionable Empire』の上演が予定されている。

月組 ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』 / ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』


月組は、1月1日から宝塚大劇場で、新トップスター月城かなとと、新トップ娘役海乃美月の本拠地お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』を上演。前者は、綾瀬はるかと坂口健太郎の主演でヒットした、ファンタジックな映画の舞台化だ。

5月には、トップコンビが舞浜アンフィシアターで、海王星を舞台にしたドラマ仕立てのショー『Rain on Neptune』に出演。暁千星が、日本青年館ホールとシアター・ドラマシティで、『ブエノスアイレスの風-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-』に主演し、タンゴを披露する。

7~8月の宝塚大劇場、9~10月の東京宝塚劇場では、今回で3演目となる人気作『グレート・ギャツビー』が、装いも新たにバージョンアップし、大劇場1本立て大作として上演される予定だ。

雪組 New Year's Spectacular『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』


2022年の雪組は、1月10日に東京国際フォーラムで開幕する『ODYSSEY-The Age of Discovery-』からスタート。トップスター彩風咲奈が海賊王に扮し、トップ娘役の朝月希和が演じる月の女神セレネらに導かれ、世界の国々を巡る。また、進境著しい若手スター縣千は、シェイクスピアの『から騒ぎ』をベースにした『Sweet Little Rock 'n' Roll』で、宝塚バウホール初主演を果たす。

3~4月の宝塚大劇場、5~6月の東京宝塚劇場では、庄屋の息子夢介が、父親から渡された千両を使い、通人を目指して道楽修行に励むという山手樹一郎の原作を、痛快娯楽時代劇に仕立てた『夢介千両みやげ』と、命、愛、希望をテーマにしたダンシング・ショー『Sensational!』の上演が控える。

星組 グランド・ロマンス『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-


星組は、2月に名古屋の御園座で、『王家に捧ぐ歌』を上演する。ヴェルディのオペラ『アイーダ』の宝塚バージョンで、3演目の今回は、装置や衣裳などビジュアルを一新。トップスター礼真琴がエジプトの将軍ラダメス、トップ娘役の舞空瞳がエチオピアの王女で捕虜となるアイーダを演じる。宝塚バウホールとKAAT神奈川芸術劇場では、瀬央ゆりあが、オスカー・ワイルドの戯曲「理想の夫」を原作にしたミュージカル・コメディ『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』に主演。瀬央にとっては初の東上公演主演となる。

4~5月には宝塚大劇場、6~7月には東京宝塚劇場で、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』が控える。『めぐり会いは再び』『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』に続く第3弾で、礼は、前作で演じたオルゴン伯爵の次男ルーチェに再び挑む。

宙組 ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-


宙組は、2~3月の宝塚大劇場、4~5月の東京宝塚劇場で、『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』を再演。タイトル曲「NEVER SAY GOODBYE」や、「ONE HEART」など、フランク・ワイルドホーンの名曲の数々が印象的な作品だ。トップスター真風涼帆が、スペイン内戦に巻き込まれる写真家ジョルジュを、トップ娘役の潤花が劇作家キャサリンを演じる。

6月には、真風が、有明にある8000人収容の東京ガーデンシアターで、LDH JAPANのライブを手がけるTEAM GENESISのプロデュースによるステージ『FLY WITH ME』に出演。Brillia HALLとドラマシティでは、桜木みなとが、21世紀初頭のニューヨークを舞台にした『カルト・ワイン』に主演する。

さらに8~9月の宝塚大劇場、10~11月の東京宝塚劇場では、TVドラマや映画でも人気の「HiGH&LOW」の前日譚を舞台化した『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』を、ショー『Capricciosa!!-心のままに-』と共に上演することが決定した。

文:原田順子

※最新の公演情報は宝塚歌劇団公式サイトにてご確認ください。

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