ジャレッド・レト、6時間の特殊メイクで別人に!「ハウス・オブ・グッチ」新場面写真
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「ハウス・オブ・グッチ」より、ジャレッド・レト演じるパオロ・グッチ。
「ハウス・オブ・グッチ」でグッチ家の1人、パオロ・グッチを演じたジャレッド・レトの場面写真3点が到着した。
「最後の決闘裁判」のリドリー・スコットが監督を務めた本作は、ファッションブランド・GUCCIを創業したグッチ一族を題材としたサスペンス。1995年に起きた、3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を通して一族の光と影が描かれる。
自らスコットにアプローチをかけパオロ役を射止めたレトは、役作りに6時間を超える特殊メイクを提案し、小太りで頭髪の薄い姿を披露している。その変貌ぶりは、メイクを施したレトが初めて現場入りした際に、共演者たちから侵入者かと疑われたほど。パオロの父親アルド・グッチを演じたアル・パチーノは「変なやつが僕のところにやって来て、『パパ』って言ってきた。僕はきっと部外者だと思って、少し戸惑いながら周りを見回した。すると誰かが、『ジャレッドだよ』と教えてくれたんだ。まったくの別人だった」と当時の驚きを振りる。続けて、「過去にも特殊メイクを見たことがあったが、今回のものは天才が成す技なのだろう。すぐに撮影を始めたいと思った。それほど感動したよ」 と称賛した。
自身のパオロ役にレトは「役にはすぐになじむことができた。彼は一家の中では厄介者で、いつか自身の作品を世界中の人に見てもらいたいという夢を抱いている苛立ったアーティストだ。間違いなくなりきれると思った」と自信をのぞかせている。さらに「パオロには共感する部分がたくさんあった。ある意味、パオロに胸を張り裂かれたような気分だ。彼は、関わる物や人に対するユーモアや愛にあふれている。しかし、悲劇的な一面も持ち合わせており、その点を掘り下げるのが面白いと思った」と分析した。
レトのほか、レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエックが出演した「ハウス・オブ・グッチ」は1月14日より全国でロードショー。
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