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「ゴジラ」星座の次は海底地形の名称に、地球最大の“ゴジラメガムリオン地形区”

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「ゴジラメガムリオン地形区」鯨瞰図

「ゴジラ」の名前が海底地形名に冠されたことが明らかに。2001年に沖ノ鳥島南東約600kmの公海で発見された場所が「ゴジラメガムリオン地形区」と名付けられた。

これは国際水路機関(IHO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)が共同で設置する「海底地形名小委員会(SCUFN)」 によって決議されたもの。このたび日本が提案していた「ゴジラメガムリオン地形区(英語:Godzilla Megamullion Province)」を含む18件の海底地形名が正式に承認された。今後IHO / IOC海底地形名集に掲載されることで、地図・海図や論文に使われることになる。2018年にNASAなどによって星座にゴジラの名前が付けられた事例に次いで、自然物にゴジラの名前が冠された。

「メガムリオン」とは海底拡大に伴う大規模な正断層により、海底面に地球内部のマントル物質などが露出したドーム状の高まりのこと。その表面に畝状の構造を持つことが特徴で「ゴジラメガムリオン地形区」は縦125km、幅55km、最深部との高低差4kmを誇る。その大きさは東京都の面積の約3倍で、現在見つかっているメガムリオンの中でも最大。その巨大さから「ゴジラ」の名が引用された形だ。なおメガムリオンの名称が国際的に登録されたのも今回が初めてとなる。