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山崎樹一郎監督作「やまぶき」がロッテルダム国際映画祭に正式出品

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「やまぶき」

「ひかりのおと」の山崎樹一郎が監督を務めた「やまぶき」が、第51回ロッテルダム国際映画祭のコンペティション部門に正式出品決定。山崎とキャストのコメントが到着した。

本作は、元乗馬競技選手の韓国人チャンスや、刑事の父と2人暮らしの女子高生・山吹が織り成す群像劇。チャンスをカン・ユンス、山吹を祷キララが演じ、そのほか川瀬陽太、和田光沙、三浦誠己、松浦祐也、青木崇高らがキャストに名を連ねた。

カン・ユンスは「コツコツとその世界を完成させてきた山崎樹一郎監督に、尊敬と感謝の気持ちをいっぱい込めてお祝いの言葉を!」とつづり、祷は「山崎監督の信念が呼び寄せた結果だと思います」とコメント。山崎は「『やまぶき』をあの素晴らしいロッテルダム映画祭のタイガー・コンペティションに選んでいただいたことをとても嬉しく思っています」と喜びを語った。

「やまぶき」は 2022年秋より、全国順次公開。

※山崎樹一郎の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

カン・ユンス コメント

先ずは、撮影からだけ考えても2年という長い時間を「やまぶき」の世界に自分を監禁し、コツコツとその世界を完成させてきた山崎樹一郎監督に、尊敬と感謝の気持ちをいっぱい込めてお祝いの言葉を! 初めて台本をもらった時は、チャンスやみんなの話がどう転がっていくのかドキドキしながらページを捲りました。今は「やまぶき」の話が世界のどこまで航海していき、そこで出会う人々とどんな物語を続けていくのかをワクワクと楽しみにしています。

祷キララ コメント

山崎監督の信念が呼び寄せた結果だと思います。ロッテルダム映画祭への選出、おめでとうございます。16ミリフィルムに刻まれた岡山での日々が沢山の方々の支えを得て作品となり、国境を越えるのだ思うと胸が熱くなります。撮影中、俳優という仕事を支えてくださっている監督、スタッフの皆さんの存在の大きさを改めて感じました。一体、どんな映画になっているんだろう。スクリーンで観られる日をとても楽しみにしています。

山崎樹一郎 コメント

切り開かれた山道の斜面で強かに順応し生きる山吹の花を見て、いつか映画にしようと決めていました。真庭に集まってくれた最高のキャストとスタッフ、多くの支援者の皆様とつくった「やまぶき」をあの素晴らしいロッテルダム映画祭のタイガー・コンペティションに選んでいただいたことをとても嬉しく思っています。

(C)2022 FILM UNION MANIWA SURVIVANCE