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鈴木絢音らが恩田陸の代表作に挑む、舞台「六番目の小夜子」開幕

ステージ

ニュース

ナタリー

舞台「六番目の小夜子」より。

鈴木絢音(乃木坂46)が主演を務める舞台「六番目の小夜子」が、昨日1月7日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

本作は、恩田陸のデビュー作であり代表作の1つでもある「六番目の小夜子」を舞台化するもの。“Jホラーの父”の異名をとる鶴田法男が総監督を務め、小林雄次が脚本、井上テテが演出を手がける。

演劇部に所属する高校3年生・花宮雅子が通う学校には“サヨコ伝説”という不思議な言い伝えがあった。3年に一度、生徒の中から選ばれる“サヨコ”が、ほかの誰にも知られることなく、始業式に赤い花を生ける、文化祭で「サヨコ」の舞台を上演する、次の“サヨコ”を指名するという3つの約束を果たせば、幸運が訪れると言われている。その6番目の年、美しく謎めいた転校生・津村沙世子がやって来て……。

開幕に際し行われた囲み取材には、沙世子役の鈴木、雅子役の尾碕真花、写真部に所属する関根秋役の高橋健介が出席。尾碕は「千秋楽まで気を抜くことなく、良い緊張感を持ってがんばりたいです」と意気込みを語り、高橋は「人気の原作で、ドラマ版でも一度成功されている作品なので、それに負けないような舞台を作れたらと思ってみんなでやってきました」と稽古を振り返る。鈴木は「2022年の観劇初めになる方もいらっしゃると思いますので、気合を入れてがんばっていきたいと思っています。ありがたいことにチケットの売れ行きが良いみたいで、劇場に来られないよって方もぜひ配信でご覧いただけたらうれしいです」と観客に向けてアピールした。

本作には3人のほか、熊谷魁人、山内瑞葵(AKB48)、飛葉大樹、仲美海(劇団4ドル50セント)、大原由暉、志田こはく、花崎那奈(企画演劇集団ボクラ団義)、緑谷紅遥(企画演劇集団ボクラ団義)、山本涼介、森下能幸が出演。上演時間は約1時間50分で、公演は16日まで。なおRakuten TVで、明日9日18:00開演回が独占配信される。

舞台「六番目の小夜子」

2022年1月7日(金)~16日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

原作:恩田陸「六番目の小夜子」(新潮文庫)
企画協力:新潮社
総監督:鶴田法男
脚本:小林雄次
演出:井上テテ
出演:鈴木絢音(乃木坂46) / 尾碕真花、高橋健介 / 熊谷魁人、山内瑞葵(AKB48) / 飛葉大樹、仲美海、大原由暉、志田こはく / 花崎那奈、緑谷紅遥 / 山本涼介 / 森下能幸

(c)1998 恩田陸/新潮社 (c)舞台「六番目の小夜子」製作委員会