ゴールデングローブ賞の結果発表、最多候補「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が作品賞
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「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(KIRSTY GRIFFIN/COURTESY OF NETFLIX)
第79回ゴールデングローブ賞の受賞結果が、日本時間の本日1月10日に発表された。
ドラマ部門では、最多7部門にノミネートされていたベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflix映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が作品賞など3部門で受賞。ジェーン・カンピオンが監督賞、コディ・スミット=マクフィーが助演男優賞に輝いた。同作はNetflixで配信中のほか、各地で上映されている。ミュージカル / コメディ部門では2月11日に日本公開を控えるスティーヴン・スピルバーグ監督作「ウエスト・サイド・ストーリー」が同じく3部門を制し、作品賞をはじめ、レイチェル・ゼグラーが女優賞、アリアナ・デボーズが助演女優賞を受賞した。
またドラマ部門ではAmazon Original映画「愛すべき夫妻の秘密」のニコール・キッドマンが女優賞、「ドリームプラン」のウィル・スミスが男優賞に。ミュージカル / コメディ部門の男優賞は「tick, tick... BOOM!: チック、チック...ブーン!」のアンドリュー・ガーフィールドに授与された。脚本賞には自伝的作品を手がけた「ベルファスト」のケネス・ブラナーが選ばれ、アニメ映画賞はディズニーのオリジナルミュージカル「ミラベルと魔法だらけの家」に贈られた。また非英語映画賞を濱口竜介が監督、西島秀俊が主演を務めた「ドライブ・マイ・カー」が受賞したのは既報の通り。
映画部門の受賞結果は以下に記した。
第79回ゴールデングローブ賞 受賞結果(映画部門)
作品賞(ドラマ部門)
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
作品賞(ミュージカル / コメディ部門)
「ウエスト・サイド・ストーリー」
主演女優賞(ドラマ部門)
ニコール・キッドマン「愛すべき夫妻の秘密」
主演男優賞(ドラマ部門)
ウィル・スミス「ドリームプラン」
主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)
レイチェル・ゼグラー「ウエスト・サイド・ストーリー」
主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)
アンドリュー・ガーフィールド「tick, tick... BOOM!: チック、チック...ブーン!」
助演女優賞
アリアナ・デボーズ「ウエスト・サイド・ストーリー」
助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
監督賞
ジェーン・カンピオン「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
脚本賞
ケネス・ブラナー「ベルファスト」
アニメ映画賞
「ミラベルと魔法だらけの家」
非英語映画賞(旧外国語映画賞)
「ドライブ・マイ・カー」(日本)
作曲賞
ハンス・ジマー「DUNE/デューン 砂の惑星」
主題歌賞
「No Time To Die」(「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」)