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舞台は1970年代、堤泰之が“それなりに”学生時代を謳歌する若者描く音楽劇

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令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 日本の演劇人を育てるプロジェクト新進演劇人育成公演 音楽劇「ミルクマンの朝は早い」チラシ表

日本の演劇人を育てるプロジェクト新進演劇人育成公演 音楽劇「ミルクマンの朝は早い」が、1月26日から30日まで東京のこくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで上演される。

本作は堤泰之が脚本・演出を手がける新作。劇中では1970年代を舞台に、無気力、無関心ながらも“それなりに”学生時代を謳歌する若者たちの青春群像コメディが展開する。出演者にはイッツフォーリーズの神澤直也、神野紗瑛子らが名を連ねた。

堤は「『ミルクマンの朝は早い』は、あの頃の無邪気な学生達を描いた青春群像劇です。かなり実話が入っています。演劇人もバンバン実名で出て来ます。できれば役者をやりたい若者達に観て欲しいと思っています。真面目すぎる最近の若者達に是非ともわかって欲しいのです。おじさんたち達の若い頃は、こんなにもバカだったということを」とコメント。

また神澤は自身の役どころについて「川辺はキャンディーズの大ファンという設定です。なので、僕の部屋の天井にもキャンディーズのポスターを貼り、伊藤蘭さんのことばかり考えて稽古に励んでいます」と語り、神野は「念願の堤泰之さんの舞台で、コメディエンヌの引き出しも増やせたらと、個性溢れる共演の皆さんたちの笑いのセンスを日々、盗んでいます」と述べた。

堤泰之コメント

1978年。それは私が大学に入学した年です。そして芝居を始めた年でもあります。当時はつかこうへい事務所が演劇界を席巻し、野田秀樹率いる夢の遊眠社がブレイク間近といった時期でした。四国の片田舎から上京した私にとって、演劇との出会いは衝撃的でした。沼にはまった私は、ネヴァーランド・ミュージカル・コミュニティという劇団でオリジナルミュージカルを創り始めました。授業にはほとんど出席せず、稽古のために大学へ通う毎日。結局七年かけて中退したのですが、まあ何とかなるだろうと思っていました。 なんか、平和な時代だったなあと思います。とことん世の中をナメてたなあと思います。

「ミルクマンの朝は早い」は、あの頃の無邪気な学生達を描いた青春群像劇です。かなり実話が入っています。演劇人もバンバン実名で出て来ます。できれば役者をやりたい若者達に観て欲しいと思っています。真面目すぎる最近の若者達に是非ともわかって欲しいのです。おじさんたち達の若い頃は、こんなにもバカだったということを。

神澤直也コメント

川辺祐輔役を演じますイッツフォーリーズの神澤直也です。

この作品は1978年~80年代前半が舞台になっていますが、僕が知らないことだらけで驚きの連続です。例えば、この時代はペットボトルがない! フタがない飲み物は一気に飲んでいたのか?! 缶のフタを開けたままバッグに入れていたのか?! 疑問は尽きません。

そして、川辺はキャンディーズの大ファンという設定です。なので、僕の部屋の天井にもキャンディーズのポスターを貼り、伊藤蘭さんのことばかり考えて稽古に励んでいます。

神野紗瑛子コメント

80年代の大学生達の、無邪気で呑気に真っ直ぐ今を生きる姿を演じられたらと思います。

私が演じる園部鞠絵も、ひねくれているようでいて実は素直な女の子。その絶妙な感じを出せればいいなと思っています。

念願の堤泰之さんの舞台で、コメディエンヌの引き出しも増やせたらと、個性溢れる共演の皆さんたちの笑いのセンスを日々、盗んでいます。

令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 日本の演劇人を育てるプロジェクト新進演劇人育成公演 音楽劇「ミルクマンの朝は早い」

2022年1月26日(水)~30日(日)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ

脚本・演出:堤泰之
出演:神澤直也、芹沢尚哉、金子大介、仁木祥太郎、大本泰駕、宮田龍平、神野紗瑛子、春山椋、水島麻理奈、櫻井しおり、藤白レイミ、岩城風羽、加藤梓、吉田美緒、熊谷嶺、吉田雄 / 田上ひろし