復讐のために女を抱く!松尾スズキ監督・脚本・主演映画「108」
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「108~海馬五郎の復讐と冒険~」(講談社)表紙
松尾スズキが監督・脚本・主演を務める映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」が、2019年に公開されることが決定。また同名小説が11月20日に講談社から発売されることも明らかになった。
今年2018年に活動30周年を迎えた松尾。本作で松尾が演じるのは、元女優の妻・綾子の浮気をFacebookの投稿によって知ってしまった脚本家の海馬五郎だ。コンテンポラリーダンサーのドクタースネークという男への恋心をつづった投稿を見て、あまりのショックに離婚を考える海馬だったが、財産分与で資産の半分を慰謝料として支払わなければならないことを知り大激怒。復讐を決意した海馬は、妻のFacebook投稿に付いた“いいね!”の数で、煩悩の数を表す108を目標に、女を買うことにし……。
制作にあたり、松尾は「ウディ・アレンが、メル・ブルックスが、ベン・スティラーが、そうであるように、コメディの世界に生きるものの一つの到達点として、監督主演映画が撮りたかった。30年、笑いと戦い続けた自称喜劇人松尾スズキが『愛とエロス』のカオスの中でのたうちまわる様をご笑納ください!」とコメント。なお撮影はすでに終了し、公開に向け現在編集作業を進めている。