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飛ぶ劇場の第40回公演「わたしの黒い電話」は“生と死を行き来する物語”

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飛ぶ劇場 vol.38「生態系カズクン」より。

飛ぶ劇場「わたしの黒い電話」が12月14日から16日まで福岡・枝光本町商店街アイアンシアター、来年2019年2月9・10日に福岡・久留米シティプラザ Cボックスで上演される。

「わたしの黒い電話」は、飛ぶ劇場にとって40回目となる本公演。作・演出を手がける泊篤志は作品について「『夢』という世界においては、電話というアイテムによってあの世の人たちと会話できるのではないか?と考えた訳です。この事がずっと心に引っ掛かっていて、今回ようやく舞台にしてみようと思いました」と述べ、「昨年、劇団の30周年で『生態系カズクン』を再演しながら、久しぶりに生と死を行き来する物語を書いてみようと背中を押された、というのもあります」と続けた。なお12月15日18:00回、19年2月9日18:00回の終演後にはアフターイベントが実施される予定だ。

泊篤志コメント

久しぶりに生と死を行き来する物語を
ひとつ告白しておくと、わたしは亡き母から2度電話が掛かってきたことがあるんです。もちろん夢なんですけど。でも姿を現す時は必ず電話なんです(電話なんで「現れ」ては無いし、元々夢なんですけどね)。電話が掛かってきたからと言っても何ら重要な話はしないんです。日常の「元気しとる?」みたいな会話で。だとすると「夢」という世界においては、電話というアイテムによってあの世の人たちと会話できるのではないか?と考えた訳です。この事がずっと心に引っ掛かっていて、今回ようやく舞台にしてみようと思いました。昨年、劇団の30周年で『生態系カズクン』を再演しながら、久しぶりに生と死を行き来する物語を書いてみようと背中を押された、というのもあります。

飛ぶ劇場 vol.40「わたしの黒い電話」

2018年12月14日(金)~16日(日)
福岡県 枝光本町商店街アイアンシアター

2019年2月9日(土)・10日(日)
福岡県 久留米シティプラザ Cボックス

作・演出:泊篤志
出演:内山ナオミ、木村健二、葉山太司、中川裕可里、脇内圭介、文目卓弥、角友里絵、佐藤恵美香、秋山実里 / 山口大器(※久留米シティプラザ公演のみ)、横佐古力彰(※枝光本町商店街アイアンシアター公演のみ)