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「LETO」監督の新作「インフル病みのペトロフ家」4月公開、軟禁状態で脚本を執筆

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「インフル病みのペトロフ家」ポスタービジュアル

「LETO -レト-」で知られるキリル・セレブレンニコフの監督作「インフル病みのペトロフ家」が、4月23日に公開される。

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「インフル病みのペトロフ家」。セレブレンニコフは2012年にロシア・モスクワの劇場ゴーゴリセンターの芸術監督に任命されたが、2017年に国からの予算を横領した疑いで逮捕され自宅軟禁状態に。同作の脚本は軟禁されているときに書いたという。

原作は2016年に発売されたアレクセイ・サリニコフによる小説。ソビエト連邦崩壊後、2004年のロシア・エカテリンブルクでインフルエンザが流行する中、主人公のペトロフは高熱にうなされる。妄想と現実の間を行ったり来たりするうちに、ペトロフの妄想は子供時代に引き戻されていく。

「インフル病みのペトロフ家」は東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。なお出演にはセミョーン・セルジン、チュルパン・ハマートヴァ、ユリア・ペレシルドが名を連ねた。

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