amazarashi、オリジナルアプリ上で小説『新言語秩序』最終章公開　ゲリラショップ開催場所も

　amazarashiが、オリジナルスマホアプリ上で武道館公演の軸となる小説『新言語秩序』4章と、11月10日限定オープンのシークレットゲリラショップ開催場所を公開した。

（関連：amazarashiが示す、自由を取り戻す戦いへの決意　「リビングデッド」MVと歌詞から紐解く）

　小説『新言語秩序』は、秋田ひろむが武道館公演のために書き下ろしたもので、スマホアプリ上でこれまで1章～3章まで公開されていた。小説の舞台は自由な発言が規制された世界で、テンプレートを逸脱した自由な言葉を検閲する自警団「新言語秩序」と、自由な発言を肯定し、あえてテンプレートから逸脱した言葉を使い続ける活動家「言葉ゾンビ」たちとそのシンパが日々抗争を繰り広げているというストーリー。最終章となる4章では、物語の終盤、検閲に耐えかねた「言葉ゾンビ」たちが、首相官邸前で大規模なデモ行為を繰り広げる中、二人の主人公・実多（みた）と希明（きあ）の邂逅が描かれる。

　また、シークレットゲリラショップでは、amazarashiの楽曲の中から選ばれた101曲の歌詞をデザイン・モチーフとした限定Tシャツ・101 Wearable Lyricsのほか、キーメッセージである「言葉を取り戻せ」 をデザインしたマスク・New Logos Order Maskや、「新言語秩序」プロジェクトのためにYKBX氏が書き下ろしたイラストや「新言語秩序」 のロゴをデザインしたオリジナルパーカー・New Logos Order Hoodie、Tシャツと同じく歌詞をデザインしたオリジナルステッカー・Lyric Sticker、「新言語秩序」プロジェクトのキーグラフィックのポスター・New Logos Order Posterなど、ショップ限定アイテムが販売される。ゲリラショップは、11月10日10時オープン予定で、事前に8時から整理券の配布を予定している。

　amazarashiは明日11月7日には『リビングデッド』を発売。初回生産限定盤には、シークレットゲリラショップのイメージグラフィックでもスタイリングとして起用されたバリケードテープを同包。武道館ライブ当日も、バリケードテープを体に巻き付けることで、 「言葉ゾンビ」として参加できるようになっているという。

　なお、オリジナルアプリ『新言語秩序』は同プロジェクトにまつわる様々なコンテンツを閲覧できるほか、武道館ライブ当日にも演出の一部として使用される予定だ。（※武道館ライブには、アプリを“最新の状態にして”来場のこと）（リアルサウンド編集部）