押井守監督「血ぃともだち」一夜限りで上映、献血部のJKがヴァンパイアを養う
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「血ぃともだち」
押井守が原作と監督を担当した「血ぃともだち」の一夜限りの上映が、2月5日に東京・テアトル新宿で行われる。
本作は、映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第4弾作品。血を抜かれる快楽に魅せられた、私立来栖学園高校の献血部の少女たちの姿が描かれる。献血部のマキは、ある日献血ルームで黒ずくめの美少女・マイと出会い、気を失った彼女を献血部の部室に運び込む。そしてマキと仲間たちは、人間を襲うことができない落ちこぼれヴァンパイアであるマイに胸を打たれ、献血の代わりに自分たちの血で彼女を養うことを決意する。
マキを唐田えりか、献血部メンバーの仁子を尾碕真花、ナミを日比美思、カオルを天野菜月が演じる。そしてマイには牧野仁菜が扮し、松本圭未、松井玲奈、筧利夫も参加した。YouTubeでは予告編が公開中だ。
なお本作は押井が企画に携わったアニメーション映画「BLOOD:THE LAST VAMPIRE」とともにスクリーンにかけられる。上映前には舞台挨拶が行われる予定だ。チケットは劇場の公式サイトで1月21日19時より販売される。
「血ぃともだち」舞台挨拶付き上映
2022年2月5日(土)東京都 テアトル新宿
20:00~
料金:2500円
※上映前に押井守登壇の舞台挨拶あり
押井守 コメント
普段の私の映画と違い、これまで投げたことのない直球で撮った映画であると同時に、これまでになく苦戦した映画でもあります。ワークショップから始めて2ヶ月間、若い演者たちとじっくりつきあってみて、映画制作が意外性に満ちた冒険であることをあらためて痛感しました。撮影からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、公開されるまで完成しないのが映画ですから、こうして皆さまにお届けすることができて、この作品にようやく決着がつきます。その機会を与えて下さったテアトル新宿さんには感謝の一言です。
(c)八八耗/映画「血ぃともだち」製作委員会