お~い!久馬が30周年で岸和田凱旋、両親へ感謝「こんな感じでやっております」
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感謝を述べるお~い!久馬(手前中央)。
昨日1月22日、大阪・南海浪切ホールで「久馬歩責任編集 月刊コント芸歴30周年故郷に錦号」が開催された。
ザ・プラン9のリーダー、お~い!久馬が芸歴30周年を迎えることを記念し、久馬の地元・岸和田で行われたこの公演。プラン9のほか、NSC大阪校10期生で久馬と同期のメッセンジャーあいはらと桂三度、1期後輩のケンドーコバヤシ、そしてアキナやおいでやす小田らを交えて盛り上がった。さらにプラン9のメンバーであるきょうくんが休演となったことを受けて、元メンバーのなだぎ武が脱退後、プラン9と初共演。脱退時にコメントしていた「呼ばれたらすぐ飛んでくる」という約束を果たした。
「月刊コント」は、各組が披露するコントとコントの間を久馬書き下ろしのブリッジコントでつないでいき、1つのストーリーを作り上げるという人気シリーズ。プラン9は歌番組のリハーサルに臨む人気音楽グループがほかの出演者やスタッフ、観客たちとドタバタなやり取りを繰り広げるコントを展開した。プラン9のメンバーとなだぎがステージに立ち、息ぴったりに掛け合うと客席からは拍手が。各芸人たちもそれぞれのネタで笑いを届け、永野のネタ中には、クワバタオハラがシークレットゲストとして客席から登場する場面もあり、会場は大いに沸いた。
エンディングでは「ありがとうございました。ただいま!」と挨拶する久馬に温かい拍手が送られる。そして代演のなだぎについて、久馬が「朝に入ってきたとき照れくさかった」と話すとなだぎも「みんなよそよそしかった(笑)」と明かし、「出るまでは楽しもうと思っていたものの、出囃子が鳴り出した瞬間に緊張した」と出番を振り返った。
改めて久馬は「30年前、勝手に吉本に行くと家を出た。親孝行ではないけど、こんな仕事をしているんだというのを観てほしいなと思った」と述べ、会場に来ているはずの両親に「こんな感じでやっております、ありがとうございます」とコメント。言葉に詰まりそうになる姿を見たゴエから両親に対してどんな気持ちか問われると、「紆余曲折ありながら今までやってこられたのは、本当に親あってのことだなと思っています」と感謝する。続けて「本当に30年も続くと思っていなかった。こんなに素晴らしい人たちに出ていただいてありがたい。引き続きわがままを聞いてもらえたら」と出演者にもお礼を伝えた。
客席から「がんばれ!」の声が飛ぶと、「本当に今までありがとうございました。これからもだらだら続けていくと思いますが、なんとか親孝行できるようにがんばりたいと思います」とおじぎ。感動的な雰囲気が漂うが、「これから帰ってギャロップの漫才書かないかん」とボケてしっかり笑いを取っていた。
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