阿部寛×北村匠海「とんび」の主題歌担当はゆず、楽曲流れる本予告公開
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「とんび」本ポスタービジュアル
阿部寛と北村匠海(DISH//)が共演した「とんび」の主題歌が、ゆずによる「風信子(ヒヤシンス)」に決定した。
重松清の同名小説を、瀬々敬久が映画化した本作。妻を事故で失った男が、街の仲間たちに助けられながら、不器用ながらも息子を愛し育てるさまが描かれる。父ヤスを阿部、息子アキラを北村が演じ、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子、薬師丸ひろ子もキャストに名を連ねた。
YouTubeでは本予告が公開。「風信子」が流れる中、ヤス親子と彼らを見守る人々の姿が収められた。ゆずの北川悠仁は「僕は既に父が他界しているんですが、若い頃に想う親への気持ちと、今この年齢になったからこそわかる親の気持ちみたいなものがあって。それでもやはり、計り知れない想いもたくさんあります。そんな親を想う子の気持ちや、子を想う親の気持ち。さまざまな“愛の形”をイメージしながら楽曲を書き上げました」と述べる。阿部、北村からのコメントは下部に記載した。
また封切り日が4月8日に決定。「とんび」は全国で公開される。
北川悠仁(ゆず)コメント
主題歌オファーを受けたときの気持ち
「とんび」は原作の小説を読んでいて、とても大好きな作品でした。
お話をいただいたときはびっくりしましたが、同時に
「この映画に最高に合う楽曲を作りたい」と強く思いました。
「とんび」を鑑賞しての感想
心の芯がとても温かくなり、何度も涙が溢れました。
不器用だけど深い愛情。たくさんの葛藤やぶつかり合いがありながら、
真の愛を確かめあっていく親子の姿に感動しました。
楽曲に込めた思いについて
僕は既に父が他界しているんですが、若い頃に想う親への気持ちと、今この年齢になったからこそわかる親の気持ちみたいなものがあって。それでもやはり、計り知れない想いもたくさんあります。そんな親を想う子の気持ちや、子を想う親の気持ち。さまざまな“愛の形”をイメージしながら楽曲を書き上げました。
映画公開を待つファンへのメッセージ
きっとこの映画を観終わったとき、多くの方が自分の原風景や親への想い、また子への想いが湧き上がると思います。そのとき皆さんの心に、この「風信子」がそっと寄り添えられればいいなと心から願っています。ゆずとしても、今年開催するコンサートの中でも披露する機会があると思います。ファンの皆さんも、是非楽しみにしていてください。
阿部寛 コメント
映画のエンドロールにゆずのお二人が作ってくださった「風信子」が流れたとき、自然と穏やかな温かい気持ちに包まれました。
子を想う親、親を想う子、普遍的な親子の原風景を描いた「とんび」に、「風信子」という素敵な花を添えて頂き、とても嬉しく思っております。
北村匠海 コメント
「ゆず」のお二人に、映画主題歌を担当していただき、嬉しいです。
「風信子」には「とんび」に描かれている不器用な愛情、特に父からみる息子への温かさが滲んでいるように感じられました。
そして、ゆずのお二人の声が作品全体を優しく包んでくれているようで、どこまでも飛んでゆくトンビの親子を想いました。
(c)2022『とんび』製作委員会