2人の男の複雑な過去を巡る、ナイロン100℃「睾丸」開幕
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ナイロン100℃ 46th SESSION「睾丸」より。(撮影:引地信彦)
ナイロン100℃「睾丸」が昨日7月6日に開幕した。
本作は、今年2018年に結成25年を迎えたナイロン100℃の新作。物語は1993年の赤本健三宅の居間から始まる。深夜の電報で、健三の妻・亜子は学生時代の仲間の死を知った。健三と亜子は娘と亜子の弟・光吉と暮らしているが、ある日古い友人の立石伸高が転がり込んでくる。健三と立石、そして亜子は、リーダーの七ツ森豊と共に25年前に学生運動をしていたのだった。
出演者には健三役の三宅弘城、立石役のみのすけら劇団メンバーのほか、坂井真紀、根本宗子、安井順平、赤堀雅秋が名を連ねた。上演時間は途中休憩ありの約3時間10分。公演は7月29日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて。その後7月31日・8月1日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場、8月4日に宮城・えずこホール(仙南芸術文化センター)、8月11・12日に福島・いわき芸術文化交流館 アリオス 中劇場でも行われる。
ナイロン100℃ 46th SESSION「睾丸」
2018年7月6日(金)~29日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2018年7月31日(火)~8月1日(水)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
2018年8月4日(土)
宮城県 えずこホール(仙南芸術文化センター)
2018年8月11日(土・祝)・12日(日)
福島県 いわき芸術文化交流館 アリオス 中劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城、みのすけ / 新谷真弓、廣川三憲、長田奈麻、喜安浩平、吉増裕士、眼鏡太郎、皆戸麻衣、菊池明明、森田甘路、大石将弘 / 坂井真紀、根本宗子、安井順平、赤堀雅秋