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サンダンス映画祭:ダコタ・ジョンソン製作、主演の2作品

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『Am I OK?』 (c)Sundance.org

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今年のサンダンス映画祭では、ダコタ・ジョンソンが主演とプロデューサーを兼任する映画が2本上映された。タイトルは『Cha Cha Real Smooth』と『Am I OK?』。ジョンソンは、最近、友人ロー・ドネリーと、プロダクション・カンパニー「ティータイム・ピクチャーズ」を立ち上げたところ。この2本は、最初の長編作品となる。

『Cha Cha Real Smooth』でジョンソンが演じるのは、若くして出産したシングルマザー、ドミノ。彼女は弁護士と婚約しているのだが、大学を出たばかりでバイト生活をしている心優しい青年アンドリュー(クーパー・レイフ)とも仲良くなっていく。

監督、脚本を務めるのはレイフ。ドネリーとレイフが初めてミーティングを持った時は、まだ基本的なコンセプトしかなかったものの、ドネリーとジョンソンは気に入り、そこからプロジェクトを育てていくことになった。ジョンソンがドミノを演じることは最初から決定していたが、誰がアンドリューを演じるのかについては、途中違ったアイデアも出たという。しかし、このキャラクターはとてもレイフ自身を反映しているため、彼がやるということでみんなが合意したとのことだ。

一方、『Am I OK?』で演じるルーシーは、人生で彼氏がいたことのない女性。好意を寄せてくれる男性がいるのに、自分のせいでそれ以上に進めない彼女は、大親友ジェーン(ソノヤ・ミズノ)が昇進して海外に転勤するとわかった時、レズビアンであることを初めて自覚する。監督は、同性婚カップルであるステファニー・アリンとティグ・ノタロ。

上映後のヴァーチャル会見で、「どのように役作りをしたのか」と聞かれたジョンソンは、「練習のために、コロナ中にもかかわらずいろんな女性といちゃいちゃしてみたわ」と冗談を言って笑わせた。だが、その後はシリアスになり、「女性が30歳になっても本当の自分がわかっていないという人はたくさんいる。私は、人は一生成長し、変化していくものだと考えたい。でも、そういう映画はあまり見ない」と、この映画を製作した理由を語っている。

ジョンソンとドネリーの最初の作品がどのように受け入れられるのか、また今後彼女らがどんな作品を手がけていくのかに注目したい。

文=猿渡由紀

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