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GENICがこんな時代だからこそ伝えたいこと「みんなで前に進もう!」

音楽

インタビュー

ぴあ

GENIC (撮影:渡辺誠司)

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2020年にメジャーデビューをした7人組男女混合グループ「GENIC(ジェニック)」。
2021年には3ヶ月連続新曲リリース、初のライブツアー『GENIC LIVE TOUR 2021 -GENEX-』を成功させ、成長を続けています。
そんなGENICが2月2日に新曲『We Gotta Move』を配信リリース!
メンバーの想いがたっぷり詰まった新曲のこと、2月16日からスタートするライブハウスツアー「GENIC LIVE HOUSE TOUR 2022 -We Gotta Move-」についてお聞きしました。

GENICのバレンタインの思い出は?

西本 茉生

――まずは、配信が2月ということで、みなさんのバレンタインの思い出についてお聞きしたいです!

西本 茉生(以下、西本) んんん~バレンタインの思い出……あるあるなシチュエーションなんですけど、朝、教室に行って、机に教科書を入れようと思って机の下に手を入れたら、チョコと手紙が入っていたんです。名前は書いてなかったんですけど。

西澤 呈(以下、西澤) 匿名?

西本 そう、匿名と学年だけ書いてあった。それで手紙に「好きです」って。

西澤 うらやましいー!(笑)

西本 当時から、ダンスをやっていたんですけど、文化祭でのステージを観てかっこいいと思いました、というのが書いてあって、すごく嬉しかったです。でも、匿名だからどうしようもないし、あと僕、チョコが苦手なんですよ。だから、チョコが大好きな友達に食べていただいて、気持ちだけ受け取りました。

西澤 学校内にファンができてたってことなのかもしれないね。

西本 そんな感じなのかな。そういえば、もらわなかった年はないかもしれないですね。

西澤 僕ももらわなかった年がなくてですね。毎年、2人の女性からもらうんですけど、どっちの思いを受け取ればいいのかな、って。でも僕は、正直なことを言うとどっちも好きなんですよね。……妹とお母さんなんですけど(笑)

――それは大好きですよね(笑)

西澤 そうなんですよ。僕もチョコが苦手なので、毎年妹と母がクッキーを作ってくれて、父と僕、兄にプレゼントしてくれるんです。で、男チームでお返しする、という家族内でのバレンタイン交換をずっとしていました。それ以外はもらってませんね。学校に行って靴箱に入ってるかな、と期待したんですけど、入っているのは靴だけでした!
でも、僕自身はバレンタインですごく役に立ってるんですよ。4人ぐらいのキューピッドをして、全員成就させました。

西本 すご!

西澤 一時期、キューピッドって呼ばれてましたね。それで、あるとき、女の子から頼まれて。

増子 敦貴(以下、増子) 依頼だね、もう。

西澤 そう、相手がサッカー部の子だったんだけど、すごく部活に熱心だったんです。いろいろがんばったんですけど、それはうまくいかなかったですね。そこからキューピッドって呼ばれなくなりました。

西本 でも、4組も成就させてるからすごいよね。

西澤 呈

――金谷さんはいかがですか?

金谷 鞠杏(以下、金谷) 今だと男子メンバーにあげてるのでみんなからお返しがあったときは嬉しいですね。でも、それは見返りを求めてないです。

――愛を込めて。

金谷 はい。そして人に期待をしない。

西本 期待してるからチョコあげるんでしょ。

金谷 違うよー!(笑)

--増子さんはいかがですか?

増子 思い出……数えきれないほどありますけどね。

一同 笑

増子 でも一番思い出深いのは……大してそんなモテなかったんですけど、後輩の女の子で中学校3年間ずっと好きでいてくれた方がいたんです。その子から手作りのチョコレートと、ラブレターをいただきました。
そのときに、告白もされたんですけど、
別に好きな人がいたので、ちょっと切ない気持ちにさせてしまいましたね。今もファンでいてくれてるといいな。

――だとしたら相当長いファンになりますね。

増子 ホワイトデーってお返しするじゃないですか。やっぱり、僕たちが大きくなって、大きなステージで輝いて、ホワイトデー以上のものを返したいな、と。

――おお、すばらしいコメント……!

金谷 ちょっと、いい感じにしてインタビューを締めようとしないでください!(笑)

雨宮 翔(以下、雨宮) バレンタインかー……。

増子 思い出はたくさんあるよね。太陽系の星の数ぐらいある。

西本 太陽系の星の数だとわりと少ないよ。銀河系ならわかるけど。

増子 あ、そっか。

雨宮 あ、中学校のときとか。バレンタインデーのとき、やっぱり女の子は準備してくるじゃないですか。でもやっぱり学校側がそういうのは持ち込み禁止なので、持ってきた子のチョコを先生が取り上げたりとか結構あったんですけど、1回学校終わってから、その校舎出て、門を出た後に女の子からいただいたことはありますね。

宇井 優良梨(以下、宇井) 私は、バレンタインで最後にちゃんとあげたのが小2とかで。
近所の通学団が同じだった男の子なんですけど、お家まで行って、お母さんに呼んでもらって、チョコを渡したんですけど、たぶん恥ずかしくなりすぎたんでしょうね。そのままダッシュで家まで全速力で走ったんです。そしたら、降った雪が凍っていて、滑って怪我した……っていうのがバレンタインの思い出です。

金谷 すごいオチ!

宇井 痛かった……。

金谷 鞠杏

小池 竜暉(以下、小池) バレンタインですか。あんまりいい思い出ないなあ。本命チョコをもらった記憶がない。

金谷 絶対あるけど気づいてないだけだよ。

小池 本命か義理か分からなくない?

西澤 あれでしょ、手紙見る前に食べちゃって誰がくれたのかわからないんでしょ。

西本 ヤギか。

小池 一番もらってたのは、空手やってたときですかね。自分で言うのもおこがましいんですけど、結構、僕を目当てに女の子が空手の道場に入ってくれてたんです。その子たちがそのバレンタインをくれたっていう思い出があるんですけど。
あんまりロマンチックなバレンタインを経験したことがないんですよね。

――いやいや、十分少女漫画みたいですよ!

金谷 バレンタインってどうして女性から男性なんでしょうかね。

――海外では男性が女性にプレゼントをする日ですよね。基本は。

金谷 待ってます!

増子 でも本当は何でもない日にプレゼントしてあげたいですよね。

『We Gotta Move』は全員が「これだ」と思った

増子 敦貴

――それでは新曲『We Gotta Move』についてお聞きしていきたいのですが、どういった曲になっているのでしょうか。

小池 タイトルにある通り、外に出ていこうというか、一緒に動き出していこう、ということがテーマになっています。コロナ禍が長く続いてきた中で、凝り固まってしまった心や体をオープンにして、ほぐして表に出して、切り開いていこうよ、という前向きで、背中を押せるような……。
今コロナ禍ということもあってライブもなかなか声を出して楽しめないので、そういったところで、手ぶりだったり、真似しやすいところも多いので純粋に楽しんでいただけるライブアンセムになっていますね。

――曲について、印象的なことなどありますか?

西本 楽曲を決めるとき、他にも9曲ほど候補があったんです。『We Gotta Move』は3曲目ぐらいに聴いた曲だったんですけど、流れてきた瞬間にみんな顔を見合わせて、これじゃない? っていう雰囲気になりました。そのあとにアンケートをとったらやっぱりこの曲で。結構即決で決まりましたね。
最初に聴いたのは、英詞の仮歌で入ってたんですけど、すごく爽やかで今までのGENICにはなかったような、でもGENICらしい、って思いました。そこから歌詞を呈と竜暉が、日本詞を書いてくれて出来上がった曲になります。

増子 みんなで会議室で聴いていたんですけど、この曲が流れた瞬間、ハッとして。それで隣にいた茉生くんを見たら同じような表情していたので、「やっぱりそう思うんだ」って思いましたね。

雨宮 翔

――何かを感じるところがあったというか……直感ですか?

雨宮 次に出す曲のコンセプトを聞いた上で候補曲を聴いたんですけど、そのコンセプトとまさに一致した楽曲だと思いました。

――普段から新曲はそういう決め方なんですか?

西本 今回が初めてです。
レコーディングのときもずっと呈と竜暉がブースにいてディレクションをしてくれていたので僕たちもやりやすかったですね。ホームな感じでやれましたし。
僕の場合、ラップ調になってるところを歌っているので、声の作り方だったりを呈や竜暉にアドバイスをもらっていました。
最初は「こっちを採用するのか、他にもあったような」って思ったりもしたんですけど(笑)出来上がったものを聞いたら「あ、こっちで良かった」「すみませんでした!」ってなりましたね。

――ディレクションという面ではどうでしたか?

西澤 自分が書いた歌詞を歌ってみんなにデモを送るので、歌い方のイメージはあるんですけど、逆にその茉生くんの歌い方だったり、みんなが自分の歌い方をちゃんと持ってきてくれるので、「そういう歌い方をするのか」とか「そういう歌詞の読み取り方をしてるのか」とか、聴いてる側もレコーディング時点ですごく楽しかったです。
みんなで楽しく曲を作れて、レコーディングが終わったあとも録ったものをみんなで聴いて「いやこれやばい」「めっちゃいいじゃん」って言いながらみんなで拍手したり……短期間でしたけど、思い出が詰まっている楽曲です。

――金谷さんは曲の印象や、レコーディングの思い出など、いかがですか?

金谷 最初に聴いてすぐにみんなでジャンプしたり、ワチャワチャしながら、ステージで踊ってる姿が一番イメージできたので、『We Gotta Move』はいいなと思いました。 レコーディングのときは、フェイクを入れたり、女子は基本的にハモリのパートが多いので、そういう部分ではやっぱりハモリが多ければ多いほど、メインの人に合わせるときはすごく大変だなっていう印象はありましたね。
楽曲だけじゃなくて、振り付けも含めトータルで「楽しい」、「かわいい」、「すぐ覚えられる」という3つ推しポイントがあるので、GENICを見たことがない方でも聴いて、TikTokやSNSでも知ってもらえたらいいなと思っています。

宇井 優良梨

宇井 ハモりという部分では、基本的にメインを歌ってる人の歌い方や、ちょっとしたニュアンスに合わせて、同じ歌い方をするっていうやり方でやっています。その中でも自分の色を出していかなきゃいけないので、そこの調和やバランスが難しいですけど。
でも2人(西澤と小池)のディレクションとアドバイスですごく曲も素敵に出来上がりましたね。「ここのハモりはこう聞こえるんだ」「あ、きれいだな」って率直に思いました。

――2月からはライブツアーもスタートします。どういうライブにしたいか、コンセプトなどお話できる範囲でお聞かせください。

西本 ライブハウスツアーということなので、『We Gotta Move』を筆頭にみんなで盛り上がれる、距離感が近い中で、声を出せないながらもコミュニケーションを取っていきたいですね。
1人1人の顔を見てだとか、こう一緒になってライブを作り上げる、ライブハウスだからこそできるということを強く念頭に置いてやっていきたいなとは、思ってます。

金谷 ファーストツアーのときは4都市で、今回は9都市とかなり増えました。初めての場所に行く機会が増えたので、今まで東京に行けなくて見られなかったファンの方も、友達と一緒にライブハウスという近い距離感で観てもらい、GENICをもっともっと好きになってもらえる方が増えたら嬉しいです。

――ツアーも含めて、今年のグループとしての展望を教えていただけますか。

増子 当たり前に大事なことなんですけど、準備期間も含めて、改めてGENICが一丸となって、取り組んでいきたいですね。
『We Gotta Move』もツアーで初披露なので、練習を重ねて、本番で前回見たツアーよりも成長した、と1人でも多くの人に認めてもらえるようにしなきゃいけないと思っています。公演数も多いので、ライブを重ねることで、パフォーマンスも成長していくのを感じていただければいいですね。

西本 1年の展望で言うと……僕たちはデビュー1年目がコロナ禍で、2年目になってやっと1年越しのファーストツアーを開催することができました。その後も秋冬と事務所の先輩方のオープニングアクトに出演させて頂いたりと、少ないながらもいろんな場を提供していただく中で、毎回いろんな課題を見つけて自分たちなりに頑張ってきました。結成して3年目、5月でデビュー3年目に入ります。メンバーの絆も深まってきていますし、1年目はなかなか活動できなくて2年目はちょっとずつ動き始めて、3年目はもっともっとギアを上げて突っ走っていきたいですね。3年目のGENICは楽しいことになるんじゃないか、と僕たちも思ってます。

メンバーで○○に行きたい!

小池 竜暉

――お話を伺っていても、みなさんの仲の良さが伝わってくるんですが、プライベートでメンバーでやってみたいことはありますか。

金谷 はい! はい!

西本 あったぞ~。

西澤 来た来た!

金谷 みんなでディズニーランド! 行きたいです!

西澤 2年前ぐらいから言ってる。

西本 ほんと、ずーっと言ってるよね。

小池 行くのが(状況的に)難しくなっちゃったから。

金谷 メンバーが最初は前向きじゃなかったんですけど、だんだん乗り気になってきてくれたので、やっぱりしつこく言うのって大切だな、って思って。

西本 しつこく(笑)

増子 俺は元々乗り気だけどね。

金谷 竜暉と敦貴くんはそんなイメージ。

西澤 人が多いのはちょっと苦手なんだよ。

金谷 それはわかる。なんですけど、ちょっとね、また感染者数も落ち着いて、今年の寒すぎず暑すぎないときにあわよくば行ければみたいな。

西本 あわよくば。

増子 うん、あわよくば行こう。

金谷 あと、私が秋田出身なんですけど、秋田ってすごく食べ物が美味しいので、秋田にライブしに行って、ごはん食べて温泉入って、宿泊して次の日もまたライブする……というのをいつかしたいですね。

西澤 それはしたい!

――したいことがたくさんありますね! ではまずは今年はディズニーでしょうか。

西澤 じゃあ、ツアー終わって、状況が落ち着いていたら、ご褒美として行こうよ。
ツアーでいろんな絆が深まったディズニーはもっと楽しいよ。

金谷 楽しい! 計画も全部立てる!(にっこり)

――では最後に、曲を聴いてくださる方へのメッセージをお願いいたします。

宇井 この『We Gotta Move』はみんなも言っていたように、「一緒に動こう」という前向きな内容の歌詞や、聴いていてとても元気が出るようなメロディになっています。こういう状況下でも、この曲を聞いてちょっとでも「あ、外にでてお散歩しようかな」とかそういう小さなことから、ハッピーなことを見つけてもらえたらなって思っています。ぜひたくさん聴いてください。

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撮影 / 渡辺誠司、取材・文 / ふくだりょうこ

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