「ガンパウダー・ミルクシェイク」監督がタランティーノの映画館で行った上映を回想
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左からカレン・ギラン、ナヴォット・パプシャド。
アクション映画「ガンパウダー・ミルクシェイク」のプレミア上映を監督のナヴォット・パプシャドが振り返ったコメントが到着した。
ネオンが光るクライム・シティを舞台に、腕利きの殺し屋サムと悪の組織の対決が描かれる「ガンパウダー・ミルクシェイク」。アメリカ・ロサンゼルスのニュー・ビバリー・シネマで現地時間2021年7月14日に行われたプレミア上映には、パプシャドとサム役のカレン・ギランが登壇した。
ニュー・ビバリー・シネマは2007年に閉鎖の危機に瀕した際、クエンティン・タランティーノが劇場ごと買い取って存続させた映画館。若き日のタランティーノも常連だったという同映画館は、35mmフィルムの2本立て上映にこだわっていることでも知られる。パプシャドの前作「オオカミは嘘をつく」を絶賛したタランティーノが「ガンパウダー・ミルクシェイク」も気に入ったことから、同映画館でのプレミア上映が実現した。
パプシャドはのちに「映画好きにとって“地球上でもっとも幸せな場所”と呼べるような映画館でプレミア上映ができた」と回想。タランティーノについて「よき友人で、もちろん今作のインスピレーションの源でもある。殺し屋の映画を作るとき『キル・ビル』の影響を受けずにできることはない」と語った。
「ガンパウダー・ミルクシェイク」は3月18日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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