根本宗子、代表作「今、出来る、精一杯。」を小説化「誰かの大切な一冊となったら」
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根本宗子
根本宗子の初となる小説「今、出来る、精一杯。」が、4月21日に小学館から刊行される。
「今、出来る、精一杯。」は、根本が自身の劇団、月刊「根本宗子」で2013年に初演した代表作。劇中では、東京・三鷹市のスーパーマーケット・ママズキッチンを舞台にした物語が展開する。
根本は、小説の発売に向け「23歳の時、自分の劇団公演のために演劇作として書き下ろした『今、出来る、精一杯。』を初演から10年の時を経て小説という新たな姿で今の世の中へ解き放てること、とても感慨深いです。どんなに劇作を続けて技術が上がっても常に自分のライバルはこの作品で、いつもこの時の自分に見張られている気がしながら劇作を続けてきたほど自分の中で大きな作品です。そんな本作に32歳の今のわたしが新たな言葉を吹き込み、特別な小説が仕上がりました。どうか手にとっていただけたら、そしてどこかの誰かの大切な一冊となったら嬉しいです」とコメントした。価格は税込1760円。