白石隼也が主演、ミャンマー・日本の合作映画「ブロークン・ハープ」衛星劇場で放送
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「ブロークン・ハープ 導かれた絆」
ミャンマーと日本の合作映画「ブロークン・ハープ 導かれた絆」が、明日2月5日22時30分からCSの衛星劇場で放送される。
ミャンマーで撮影が行われた本作は、古都バガンを舞台に、現地女性と日本人青年が音楽を通して惹かれ合うさまを描く物語。ミャンマーの女優DONNAA LAYLAと白石隼也がダブル主演を務め、菅田俊と森崎ウィンも出演した。アン・コーラットと兼松熈太郎が監督を務めた本作は、今回が日本初公開となる。
白石は「ミャンマーで共に過ごした彼らとの時間は未だ鮮烈で、自分の人生の歴史に深く刻まれることとなりました。そんな自分にとって大切な映画を、日本の皆さんに観て頂ける日が来たことを非常に嬉しく思います」とコメントした。
ブロークン・ハープ 導かれた絆
衛星劇場
2022年2月5日(土)22:30~24:30
2022年2月18日(金)19:30~21:30
2022年2月27日(日)18:30~20:30
白石隼也 コメント
「無知が無理解を生み、無理解が憎悪を生み、憎悪が戦争を生む」
旧日本海軍大佐の淵田美津雄さんが遺した言葉です。
ああ、これって真理だなぁと。
いつも胸の中にしまっている言葉であります。
これは合作映画で、ミャンマーと日本という文化も歴史も価値観も違う人たちが、互いの理想をぶつけ合いました。それはもう、無知で、無理解で、ついには戦争かと思われるほどに我々は闘っていました。しかし、監督のアン・コーラットは実に忍耐強い男でした。僕らを知ろうと耳を傾け、寄り添い、愛を与え続けてくれました。時間をかけて、互いを知り、理解し、ファミリーとなり、我々はついに映画を完成させました。それは映画の出来、不出来にはまるで関係のないことかもしれません。大事なのは、興行成績であり、賞をいくつ受賞するかなのかもしれません。
ですが、それとは関係なしに、僕たちはその映画の現場で生き、生かされています。ミャンマーで共に過ごした彼らとの時間は未だ鮮烈で、自分の人生の歴史に深く刻まれることとなりました。そんな自分にとって大切な映画を、日本の皆さんに観て頂ける日が来たことを非常に嬉しく思います。
物語の舞台は、約1000年前に造られた古い寺院が今も現存するミャンマーの古都バガン。僕が演じる日本人青年とヒロインのミャンマー人女性が、運命に導かれるように出会い、恋に落ちるラブロマンスです。2人は音楽という共通言語を見つけ、互いを知り、愛し合います。
ご存知の通り、現在彼らが住むミャンマーの情勢は混迷を極めています。奇跡のように美しいバガンの街並み、優美なミャンマーハープの音色、そして、そこに生きる人々。
映画という共通言語で、少しでも彼らの国を感じていただけたら何よりです。
(c)ブロークン・ハープ 導かれた絆 製作委員会