残業代払え!過酷な労働環境で働く女性が奮闘「メイド・イン・バングラデシュ」予告
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「メイド・イン・バングラデシュ」
バングラデシュ映画「メイド・イン・バングラデシュ」の予告編がYouTubeで公開された。
監督のルバイヤット・ホセインが3年以上のリサーチを経て完成させた本作は、10代半ばからバングラデシュの労働闘争に関わってきたダリヤ・アクター・ドリの実話をもとにした物語。大手アパレルブランドの工場が集まるバングラデシュの首都ダッカを舞台に、縫製工場で働く女性シムが厳しい労働環境や低賃金にあえぐ同僚たちと労働組合を結成すべく立ち上がるさまが描かれる。「アンジェリカの微笑み」で知られるサビーヌ・ランスランが撮影を担い、キャストにリキタ・ナンディニ・シム、ノベラ・ラフマンが名を連ねた。
予告編には、あまりの低賃金にしびれを切らしたシムが「残業代払え!」と会社に訴えるシーンや、周囲の反対を押し切り労働組合を結成するため奮闘する姿が収められている。
「メイド・イン・バングラデシュ」は4月16日より東京・岩波ホールほか全国で順次ロードショー。
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