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「ライホリ」ラスト大阪公演でTF、Age Factory、バクホン、ユニゾン、BIGMAMAが熱い競演

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「uP!!! SPECIAL LIVE HOLIC extra 2022 supported by SPACE SHOWER TV」大阪公演の様子。(撮影:渡邉一生)

スペースシャワーTVとuP!!!によるライブイベント「uP!!! SPECIAL LIVE HOLIC extra 2022 supported by SPACE SHOWER TV」大阪公演が昨日2月6日に大阪・Zepp Osaka Baysideで開催された。

「LIVE HOLIC extra 2022」はツーマンライブシリーズ「LIVE HOLIC」の過去の出演アーティストが集うイベント。1月22、23日には千葉・幕張メッセ イベントホールで2日間にわたり開催された。イベント最終日となった大阪公演では「LIVE HOLIC」にゆかりのあるAge Factory、THE BACK HORN、TOTALFAT、BIGMAMA、UNISON SQUARE GARDENが熱演を繰り広げた。

大阪公演のトップバッターはTOTALFAT。彼らは「PARTY PARTY」でにぎやかにライブの幕を開け、「夏のトカゲ」「晴天」といったナンバーで場内の温度を夏フェスさながらに引き上げる。最後に3人は「Place to Try」で「君はひとりじゃない」と真っすぐに歌い、観客の心を勇気付けてステージをあとにした。

続くAge Factoryのステージは「Everynight」でスタート。ヒリヒリとしたムードそのままに「HIGH WAY BEACH」「1994」といったエモーショナルなナンバーが放たれる。「今日はいろんなバンドがいて自分も超楽しいです」という清水英介(Vo, G)の言葉ののち、バンドは最後に勢いのあるロックナンバー「Feel like a shit today」を披露。気迫あふれるサウンドで終始オーディエンスを圧倒して見せた。

THE BACK HORNが「刃」を轟かせると、観客は一斉にステージへ手を伸ばす。「希望を鳴らせ」では、誰もがこぶしを上げ体を揺らした。山田将司(Vo)の祈るような歌声が響く「瑠璃色のキャンバス」に続いて披露されたのは、悲哀に満ちた旋律と性急なリズムが絡み合う最新曲「ヒガンバナ」。キラーチューン「コバルトブルー」を経て、観客の手拍子が楽曲の一部と化す「太陽の花」で場内がひとつになった。

牧歌的なSEとともに登場したUNISON SQUARE GARDEN。その静寂をつんざくように斎藤宏介(Vo, G)の叫び声とバンドサウンドが響き渡り、「場違いハミングバード」でライブが始まった。「リニアブルーを聴きながら」「世界はファンシー」といった鋭いロックナンバーでは、田淵智也(B)が所狭しとステージを動き回る。「君の瞳に恋してない」などダンスチューンを続けたユニゾンは、最後に「シャンデリア・ワルツ」をプレイ。MCを挟まないストイックなステージを繰り広げ、去り際に斎藤が「次はBIGMAMAです!」と旧知の仲間にバトンを渡した。

そして「LIVE HOLIC extra 2022」の大トリを飾ったのはBIGMAMA。東出真緒(Violin)の新型コロナウイルス感染を受け、BIGMAMAは彼女を除く4人編成で登場した。彼らは恒例の序曲「荒狂曲“シンセカイ”」を皮切りに、ロック色の強い楽曲を中心に特別なアレンジで次々と披露。中盤では「次の曲だけ5人で演奏してもいいですか?」という金井政人(Vo, G)の言葉を合図に、シーケンサーからバイオリンの音色が響く新曲「Let it beat」が披露された。ラストナンバーに選ばれたのは「SPECIALS」。メンバーを欠くアクシデントを跳ね除けた4人の勇姿に、客席から長い拍手が送られた。

3日間にわたった「LIVE HOLIC extra 2022」の模様はスペースシャワーTVにて3月26日(土)より3週連続で放送される。無料動画配信サービスGYAO!では一部出演アーティストのライブ映像とコメント映像を期間限定で配信中。