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市川海老蔵『六本木歌舞伎2022』は「新しい角度で楽しんでいただける」 歌舞伎初挑戦・戸塚祥太との共演にも期待

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歌舞伎俳優の市川海老蔵が、「六本木歌舞伎2022 『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の上演を前に取材に応じ、「古典を尊重しながら、新しい角度で楽しんでいただけるものになれば」とアピール。共演する戸塚祥太(A.B.C-Z)に対しては、「身体能力が高いですし、パルクールみたいなものにも挑戦してほしい。まだ伝えていませんけど(笑)」と期待を寄せた。

今回「六本木歌舞伎」の題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人との活躍を描く名作をベースに、現代を生きる青年(戸塚/浜松屋跡取りの宗之助の二役)が“タイムリープ”し、幕末の盗賊一味と新たなストーリーを織りなす。

白波が打ち寄せては消える潔さ、儚さを想起させる“白浪五人男”になぞらえ、散ることを知りながら、咲くことを恐れない桜をイメージし『ハナゾチル』と名付けられた今回。「戸塚さん演じる現代の青年が、その時代の人々とコミュニケーションを取りながら、当時の若者たちのポテンシャルや生きざま、心構えを現代に持ち帰るといったお話しになる予定です。戸塚さんが戸塚さんご本人として登場するので、ファンの皆さんも見やすいはずですし、古典も面白いんだぞと提示できれば。特にEXシアターは、若いお客様が多いので、盛り上がりがダイレクト。花道も感染対策はしっかりしながらも、想像以上に客席と近いので臨場感にあふれると思います」(海老蔵)

過去には中山優馬(2017年6月『ABKAI』出演)、三宅健(2019年2,3月『六本木歌舞伎』出演)、Snow Manの宮舘涼太・阿部亮平(2019年11月『ABKAI』出演)との共演経験もあり「ジャニーズ事務所の皆さんは、本当に情熱があり『あきらめないな』といつも思います。歌舞伎は独特な演出方法もあって、それを何十回も稽古する姿には、胸を打たれる」と賛辞を惜しまなかった。

三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当し、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる。「勘十郎さんとはもう10年以上のお付き合い。音楽的センス、特にバランス感覚が良くて、脚本を読む力もある。彼なりの世界観に任せ、今回、私は台本も演出もノータッチ」と全幅の信頼を寄せていた。

取材・文・写真=内田涼

【公演概要】
『六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)』
脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎
監修:三池崇史
出演:市川海老蔵 戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎 市川右團次 他

チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)
前売開始:12月19日(日)
協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる
製作:松竹株式会社

■東京公演
日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)
会場:EXシアター六本木
お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)
主催:株式会社3Top / テレビ朝日 / 読売新聞社 / 六本木歌舞伎実行委員会

東京公演チケット情報
https://ticket.pia.jp/piasp/sp/roppongikabuki/roppongikabuki22ih.jsp

■福岡公演
日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)
会場:福岡サンパレスホテル&ホール
お問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)
主催:六本木歌舞伎実行委員会 / (西日本新聞社 他)

■大阪公演
日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)
会場:フェスティバルホール
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00 ※日祝休業)
主催:読売テレビ / サンライズプロモーション大阪

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