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四天王「ビートたけし杯」優勝でリベンジ果たす「ギリギリまでネタを悩んだ」

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「たけしが認めた若手芸人ビートたけし杯『お笑い日本一』」で優勝した四天王。左からジェット、卓也。

お笑いコンクール「たけしが認めた若手芸人ビートたけし杯『お笑い日本一』」の本選が昨日2月8日に東京・浅草 東洋館で開催され、四天王が優勝した。

ビートたけし杯『お笑い日本一』」は、ビートたけしが名誉顧問を務めるイベント「江戸まち たいとう芸楽祭」の一環として行われるもの。4回目の今年は、ナイツ塙によるMCのもと、四天王、アマレス兄弟、カカロニ、ストロベリーロマンス、ぽんぽこ、魔族、モシモシがネタを披露し、ビートたけしがリモート中継で審査を行って優勝者を決定した。

第1回大会にも出場していた四天王はスピードくじをテーマにしたコントを披露。審査結果が発表され、ナイツ塙から「優勝すると思ってた?」と質問された四天王・卓也は「思ってました!」とふてぶてしく答え、たけしから「(賞金を)取り上げろ!」とツッコまれていた。

大会後、たけしは「みんな接戦だったし結構ウケたネタもあった。その中でも四天王が一番放送に乗るような正統派な感じだったかな」とコメント。四天王は「第1回大会出場の際は大惨敗だったのでリベンジできてうれしい。たけしさんに認められたことを言いふらしたい。今回の勝因として、どんなお客さんに向けてやるのかを考えギリギリまでネタを悩んだことが結果に繋がったと思う」と勝因を分析した。

ビートたけし コメント

みんな接戦だったし結構ウケたネタもあった。その中でも四天王が一番放送に乗るような正統派な感じだったかな。今日の全体の印象としては、みんな同じネタの繰り返しが長い! そして売れていないのに場慣れしている感じがするのはよくないね。人前に出るときは、新鮮さや初々しさがないとね。お笑いは宇宙論のように正解はないんだよね。もし漫才がきちんとできた上でくだらないネタをするなら良いけれど、あまりにも奇をてらうくだらない芸はどうかなぁ。芸人というのは辞めないことが大事で、辞めたら今までの努力が無駄になる。一生貧乏して売れない芸人をやるというのも人生だ。どういうことで売れちゃうかわからないから、とにかくがんばってほしい。

ナイツ塙 コメント

今回は司会を1人でやったが、たけしさんが自由にボケてくれるので、リモートでのやりとりではあったが楽しくやれた。たけしさんのコメント通り、各出場者は全体的にお客さんを見られていない、自分たちで楽しんでいるコンビが多かったと感じた。また全体的にツッコミのテンションなどが少しズレていたりといった細かい部分はこれからよくなっていってほしいと思う。(四天王は)第1回に出ていたということで大会の空気感を知っていた点も有利だったのかなと思った。たけしさんもおっしゃっていた通り、諦めずに辞めずに売れるまでがんばってほしい。

四天王 コメント

コロナ禍で大会を開いてくれたことが本当にありがたい。第1回大会出場の際は大惨敗だったのでリベンジできてうれしい。たけしさんに認められたことを言いふらしたい。今回の勝因として、どんなお客さんに向けてやるのかを考えギリギリまでネタを悩んだことが結果に繋がったと思う。たけしさんのコメントは痛いところを突かれているなと思いつつもすごく勉強になるのでありがたい。これからの改善につなげていきたい。今後は天狗にならずに謙虚に、たけしさんが「たけし杯から売れた芸人がいない」とおっしゃっていたので、僕らが売れて「たけし杯の優勝者すごいんだぞ!」というところを見せていきたい。ビクターミュージックアーツにもお笑いがあるということを広めていきたい。

賞金の30万円は、半分の15万円ずつで分け、引っ越し代にしたい。(卓也)

実家の両親に2000円ほど送りたい。(ジェット)

(c)江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会