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ONE N' ONLYが原点に戻って魅せる!「このアルバムで唯一無二を体現した」

音楽

インタビュー

ぴあ

ONE N' ONLY (撮影:奥田耕平)

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2021年、『L.O.C.A』、『Video Chat』、『We Just Don’t Care』を配信リリースし、新たな魅力も打ち出したダンス&ボーカルユニットONE N' ONLY(ワンエンオンリー)。その人気は国内外問わず、TikTokのフォロワー数は日本人音楽アーティスト1位、全世界で430万人を突破、目覚ましい活躍をみせています。

そんな彼らが、2月16日に1st.EP『YOUNG BLOOD』をリリース! 収録曲『What’s Your Favorite?』はテレビ東京系 ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』のオープニングテーマ曲に起用され、メンバー自身もオープニングに出演するなど、注目を集めています。
ワンエン初となるEPについて、注目してほしいところ、こだわったポイントなど、たっぷりと語っていただきました!

2022年、ワンエンがプライベートで克服したいことは?

ONE N' ONLY(後列左から、KENSHIN、HAYATO、NAOYA、前列左からREI、TETTA、EIKU)

――2022年もスタートしたばかりですが、まずは今年みなさんが克服したいこと、できるようになりたいことなどについてお聞かせください!

KENSHIN 早く……寝る。夜ふかししがちなので、早く寝ることを心がけていますね。寝る時間から逆算して、何時にお風呂入って、ご飯食べて。

――1月から実践できている?

KENSHIN そうですね。新しく枕を買ったんですけど、その枕がめちゃくちゃよくて。

NAOYA 僕も同じの使ってるんですよ。

KENSHIN すごくいいよね。熟睡できます。

REI へー、買おうかな。

KENSHIN 枕は、自分に合うものを買った方が絶対いい。
人生の3分の1が睡眠っていうじゃないですか。引き続き睡眠はこだわっていきたいですね。

REI 僕は……忘れモノが多いというか、細かいところまでちゃんと目がいかないのをどうにかしたいですね。……って言って何年も経ってるんですけど、いまだに直らないです。

KENSHIN 確かに多いよね(笑)帰るときにもう1回確認するとか?

REI してるんだけど、カバンの中に詰め込んで、これでOK! と思っていても、1~2個は忘れてる。

KENSHIN 毎回何かしらね。レッスンシューズとか。

REI 上着を置いて外に出ちゃったりとか、キーケース落としたこともあったし、ICカードも……いろいろある。

KENSHIN もう今年克服するしかないんじゃない?

REI 今年こそリベンジをね。

――NAOYAさんはいかがですか?

NAOYA 実家に住んでるんですけど、家事全般できるようになりたいです。掃除は得意なんですけど、最近料理できる男子っていいな、と。ものすごく、じゃなくても、ちょっとできるぐらいにはなりたいので、手伝ってはいます。

――得意料理とかできました?

NAOYA うーん……あっ、でも味噌汁は絶対美味しいです。僕の好きな味噌汁が卵を入れるんですよ。

KENSHIN へー!

NAOYA 卵っていうと驚かれるんですけど、卵と玉ねぎ、とか。そういう味噌汁は最初に作ったので、得意まではいかないですけど、作れます。

KENSHIN 今度作って。

NAOYA 全然いいよ。うちおいで。

TETTA 克服したいこと……野菜はもともと嫌いだったんですけど、去年克服できたからなあ。

HAYATO うーん……洗濯物を溜めない。

TETTA あー、なるほど。

HAYATO 最大3日ぐらい溜めちゃったことがあるんですけど、そうすると洗濯機がパンパンになっちゃうんですよね。リハーサルのときなんかは特に。 洗濯機を回すのもそうですけど、干して、畳むっていうのが本当に駄目なんで、それをしっかりやれるようになりたいです。

EIKU 僕は……ひとりで、行動できるようにする。
1人でショッピングできないんですよ。

NAOYA なんでひとりで買い物ができないの?

EIKU ……寂しい。

――理由がシンプル……!

NAOYA いや、つい最近、一緒に買い物に行ったんですよ。みんなでいるときって、試着したら絶対に、どう?って見せたりするじゃないですか。それをしないで試着室から出てきたんで、絶対にひとりでできるはずなんですよ。

HAYATO やっぱり試着したら見たいじゃないですか。なのに、ひとりで満足して着替えて出てきちゃう。

TETTA そうそう、一緒に行ってる意味ないじゃん。

NAOYA ってことは、たぶん、ひとりで買い物できる。そういうことじゃないですか。

EIKU 試着室入ったら、もうひとりの世界じゃないですか。それまでの、店に行ったりとかが嫌なの。

REI ひとり映画は?

EIKU きついな。

一同 えー!

TETTA 観るだけじゃん。決められた席で座って観るだけじゃん!

EIKU 寂しくない?

KENSHIN 寂しくないよ!(笑)

TETTA すごいなお前、本当に。

EIKU うん、ひとりでできるようになりたいですね。

TETTA 僕は、おなかの弱さ。本当に治したいんですけど。
あと寒さも弱い。すぐ手先が冷えちゃうんで寒さに強くなれる男になりたいですね。寒さに慣れる体質が欲しいです。

――冷え性なんですかね? 湯舟につかるとか?

TETTA それが浸かってるんですよ、毎回15分必ず。でも改善されない。体質改善をしたいです。

『What’s Your Favorite?』は大人の色気が感じられる曲

――では、1st.EP『YOUNG BLOOD』についてお聞きしていきたいんですが、まず『YOUNG BLOOD』からお話いただけますか?

HAYATO 『YOUNG BLOOD』はこのEPのタイトル曲になってるんですけど、本当に今の僕たちを表しているような曲ですね。
僕たちは今も可能性を信じて突き進んでる最中なんですけど、その勢いを止めることなく、進んでいくぞという強い意志が込められています。サウンドや曲調がアップテンポで激しいものになっていて、すごくワイルド。聴いていて楽しい曲なんじゃないかな。耳に打ち込むようなサウンドを体感してもらえたらな、という曲になっています。

EIKU 本当に勢いがある曲なので、特にサビは過去イチがなってるぐらいしゃがれた感じで歌いましたね。
疾走感もあるし、攻撃的な感じなので、この楽曲に負けないように、歌いました。

TETTA 普段、こういう強い系の曲の始まりはラップが多いんですけど、今回は自分の歌から始まるんですよ。
強すぎず弱すぎず、ちょうどいい始まり感からどんどんヒートアップしてサビに繋げていって、「~頂上まで」のキーがめちゃくちゃ高いんですよ。この最後の「でぇ~!」というところを喉をしめて歌うのも、わざとそういう表現にしたりして、サビにバトンタッチする……というところも聴いてほしいですね。躍動感が半端ない。
あとは一番最後のサウンドが一気に変わるんですよ。みんな多分「ここはまたこう来るんじゃね?」って油断しているところに違うサウンドが、どんどん強くなっていく。そこもぜひ注目してほしいですね。

――『What’s Your Favorite?』はテレビ東京系 ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』のオープニング曲にもなっていますね。

HAYATO シャチ恋ダンスということで振り付けを作って、キャストの皆さんにも踊っていただいたんですけど、僕たちもオープニングに、少しだけ参加させてもらってて。僕たちの曲でキャストの皆さんが踊ってくれてるのが嬉しいということと、僕たちもこのオープニングに参加できたことで、反響ももらいました。
この曲で、EPもドラマも盛り上げていきたいですね。キャッチーでいて可愛い、簡単な振り付けにしたので、ぜひみんなに踊ってもらって、この曲とダンスがバズッたらいいな、と思ってます。

TETTA サビも聴いてほしいですね。「What’s Your Favorite?」とか、「密かに」とか、短い言葉なんですけどインパクトがある。プラス、ダンスもキャッチーだし。

――曲自体は男性の色っぽさも感じられる曲ですよね。

KENSHIN 2番の頭のラップは今回、僕とREIくんが一緒に歌ってるんですけど、2人とも同じ低音なんです。でもREIくんの低音は僕とはまた全然違う。魅力があって大人で落ち着いたというか……上品な低音を歌ってくれている。その後のHAYATOとNAOYAくんのラップも、聴いてもらいたいですね。

REI 今回、ドラマとリンクしていて、本当に大人っぽい、色気があってちょっと、相手を探るような。ある意味怪しい低音というか、そういうのを意識して歌っています。ライブで1度披露している『GuRu GuRu』って曲の低音はいかつさを表に出してるんですけど。

KENSHIN 同じ低音でも全く違う表現の仕方なのですげえな、と思います。

REI あとKENSHINとの兼ね合いもあるので、しっとりさせてリンクさせるような低音にしたりとか。

KENSHIN ね、色気がダダ漏れです。

――ちなみに、みなさんが思われる男性の色気ってなんだと思われますか?

KENSHIN 余裕……大人の余裕だと思います。
20代ではない、30代40代の自分の軸を持っている、芯の強い男性。器が広くて……かっこいいですね。憧れます。

REI いろんなものを受け止められる優しさじゃないですかね。どんなときでも、冷静になって引っ張れる。理論的だけど、それでもちゃんと相手の気持ちも考えられる。そういうバランスが取れる人は本当にすごいなと思いますね。

HAYATO 30代に向かっていく中で、大人なONE N' ONLYは魅せていきたいな、というところではありますね。

――次の『FOCUS』はちょっと明るい感じですよね。

HAYATO 曲自体は『What’s Your Favorite?』の延長線上の世界観なんですけど、『What’s Your Favorite?』よりもちょっとテンポが速い明るい曲調になっていて、疾走感があります。歌詞は、『FOCUS』の方が何だろうな……欲望のままに、抑えきれていない感じというか。相手を縛り付けるぐらいの愛情を表現している曲ですね。
だから歌い方も『What’s Your Favorite?』は落ち着いていてセクシーな部分があるんですけど、『FOCUS』は、何だろう……ラップも結構、爆発しちゃってます。

TETTA 情熱的だよね。熱い。

HAYATO KENSHINのラップも。

KENSHIN 「爆発寸前の~」とか、「モノにするぜ」、「他の奴を見るな」とか歌詞もすごくストレートに愛を伝えている。
あなたのことしか見えないし、そういうあなたにフォーカスしているし、私のことだけ見てという感じ。理性が抑えられてないというか、本能で言っているイメージですね。

HAYATO すごく強いよね。歌詞みたときにびっくりした。

――「他の奴を見るな」という歌詞もそうですし、テレビ東京系 ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』でも「恋も仕事も縛られたい」というキャッチコピーが入っているんですけど、みなさんは束縛したい、されたい、というのはありますか?

HAYATO え~! 束縛かぁ……。

TETTA 10代の俺だったら束縛したいされたいと思ってたんですけど、24歳になって例えば恋愛したとして、大人だからこそ、縛り合わない、お互いの道を歩んで行って尊敬し合っていくっていう関係性に憧れますね。
お互い高めあえるし、束縛してもあんまいいことないかな。結局は信用してないな、ってなっちゃうんで。心から信用し合って尊敬して、結婚しようぜ、って。

REI かっけー!

KENSHIN 束縛って一言で言っても、いい束縛と悪い束縛があると思っていて。よくない束縛は例えば、LINEを5分以内に返すとか他の男とLINEするな、とか、そういうのは違うんですよね。信頼できれば多分そうはならない。
でも全く束縛されないってちょっと寂しい。
だから0か100かじゃないです。束縛されたいと言えばされたいけど、されすぎるのはちょっと……。

TETTA ずるいな~!

KENSHIN 欲張りなんですよ(笑)

EIKU 僕はKENSHINと一緒になっちゃうけど、そこまでしたくもないし、されたくもないですね。

――さっき、ひとりで出かけるのは、っていう話がありましたけど、彼女とどこでも一緒にいったりとか。

EIKU ……行きたいですね。わかんなくなってきた(笑)友達といるときと彼女といるときだと変わっちゃうのかもしれないです。

REI 僕は原因がわかってる束縛だったらいいかな。

TETTA 原因? どういうこと?

REI 僕が不安にさせている行動をしていて束縛してくるんだったら、いいよってなるし。
日頃から理由もなく束縛されるとちょっと嫌ですね。逆に、自分は束縛できないんですよ。ズボラな性格なので、やりたいことや趣味があるとそっちにいっちゃう。そういうときにお互いのことを尊重できる人がいいですよね。

NAOYA 僕はしたくもないしされたくもないですね。やっぱり束縛って自信がないからしちゃうものだと思う。自信があるので、しないです。

EIKU 信用してるってこと?

NAOYA そう、信用もしてるので。

――束縛されたらどうですか?

NAOYA されるのは別に嫌ではないですよ。KENSHINも言ってましたけど、やっぱりいい束縛と悪い束縛があって、いい束縛は違う愛情表現の仕方だと思っているので、嫌ではないですけど、でも一番はやっぱされたくもないし、したくもないなって。

HAYATO 僕は、束縛したいです。

一同 おーっ!

HAYATO でもNAOYAくんの意見も今聞いて、そういう考え方もあるんだなと思うけど、好きだったらやっぱり気になっちゃうと思う。

――なにしてるのかな、とか。

HAYATO そうそうそう。
何食べたのかな。とか何時に起きるのかな、何時に寝るのかな……

KENSHIN わー!こわいこわいこわい。

HAYATO 何時にお風呂入るのかな、とか。

TETTA 誰とLINEしてるのかな、とか。

HAYATO それはないな。

KENSHIN 急に突き放した(笑)

HAYATO 束縛の素質はあるかもしれないです。

――じゃあLINEの返信とかも早いタイプですか?

HAYATO それは……

NAOYA 全然早くない。

TETTA めちゃくちゃ遅い。

EIKU 一番遅い。むしろ返ってこない。

REI HAYATOに大事な相談をしたいときは電話かけます。電話は出てくれるんで。

HAYATO LINEも内容によりますね。だってTETTAくんがご飯食べてるかどうかなんて気になんない。

TETTA なんだよ、俺を例に出すんじゃねぇよ!(笑)

HAYATO まあ、そういうことです。

TETTA 俺でオチつけんな!(笑)

全員での楽曲作成は大きい1000ピースのパズルをみんなで作っているイメージ

――『STARLIGHT~未来ノトビラ~』はみなさんで作詞をされたんですよね。

HAYATO この曲を作っていたのがちょうどコロナ禍でオンラインライブをしていた時期だったんです。みんなに会えない時間が長かったので、その時間を使ってこの曲を作ったんですけど、作曲のVENDORSさんの英詞 で歌ったデモを聴きながら、そのときに感じていたことや、みんなに対して思ったことを、ワードで出し合いました。みんなの思いが詰まってる曲ですね。

TETTA コロナ禍になって525日ぶりに有観客ライブをしたときに披露したんですけど。有観客ライブができた嬉しさもあるし、ファンのみんながこの曲を気に入ってくれて「早く音源化してほしい」という声が多かったんです。
それが今回実現できたのが嬉しいし、ファンのみんなが喜んでくれているのもコメントで直接いただいてるので、よかったなと思いますね。

――確かに歌詞が印象的ですよね。
「届かない愛なんてない」というところもすごく素敵です。

TETTA ここ、この曲で結構大事な部分というか、メロディーもそうですし結構アクセントが効くんでサビに繋げる一番大事な部分かもしれないです。

HAYATO 確かに。

REI 思いが強い部分は結構強く発声してるんです。やさしいんですけど。

EIKU 僕はDメロを聴いてほしいですね。
最初のデモを聴いて、イメージしたのは光とか輝きとかだったんですけど、その光の元になるところって何かなって思って「原石」を挙げたんです。
原石って、最初は何の変哲もない石ころじゃないですか。けど磨けば、光るよね、って。
歌い方も最初はずっと流れる感じで歌っていたんですけど、音楽プロデュースしてくださっているJUNEさんや一緒に作詞してくださった今泉圭姫子さんとも話し合って、今は切りながら歌ってて、そこもポイントになっています。

――制作はどうでした? スムーズでしたか?

HAYATO いやいやいや……

TETTA 結構苦戦したよね。

HAYATO 今泉圭姫子さんが詞全体をまとめてくださったんですけど、日本語でできた歌詞を、英語のデモの譜割りにどうはめるかとかを、TETTAが中心となってやってくれたんです。
いつもだったらJUNEさんからデモが送られてきて、曲を練習してレコーディング、という流れなんですけど、今回は譜割りとか、歌の細かいニュアンスも自分たちでやってたっていうのがあるので、より思い入れがあるかな。
割り振るのも、結構ね、話し合って。

TETTA みんなでやってね。

HAYATO うん。そういうところでは、やっぱ気持ちがよりノる曲なんじゃないかな、と思っています。

KENSHIN 僕の2番の頭のパートとか、最初は全然違ったんです。圭姫子さんやJUNEさんと話し合ったりして今の形になったんですけど。
「明けない夜なんてない」っていうワードは僕が出したんですけど、その譜割りや、どういう感じで歌うかとかも……

TETTA めっちゃ悩んだよね。電話で話したりした。

KENSHIN したよね。今まではいただいた曲を歌う感じだったけど、こうやって作詞の部分に僕らの名前があることにすごく感動していて。みんなで作るのって、こんなに大変なんだ、とか、いろんなことを考えられたので、いい経験になりました。元々この曲は本当特別な思いがあったけど、より、特別だな、って思います。

REI 多分みんな伝えたいことのゴールは一緒なんですけど、それまでの道のりが違うから。やっぱりそこでぶつかり合うことっていうのもありますし。
でも逆に言えば相談することで、その道が確立するときもあるっていうのはこの曲で教えられました。

EIKUが「原石さ」の部分が好きだって言ったけど、「どんなことでもやり遂げられる強さ秘めてる」は僕が歌ってて。その部分はいろいろEIKUと喋って、やっぱりサビに向かう前に、自分の強さを解き放つことによってサビによりメッセージ性がもっとストンと落ちるっていうときにEIKUが「俺的にはREIくんがいいんじゃないかな」っていうのを車の中で喋ったんです。それもあってやっぱり余計に気持ち入りましたし、だからこそ、聴いてるときに納得いかない部分もあったし。

KENSHINも言ったけど悩みましたね、うん。

KENSHIN 悩んだね。

EIKU 新しい挑戦だった。

REI あと、ひとつお伝えしたいのが、HAYATOのアーティスト性が高いな、と思ったのは、歌詞でStarlightのあとにMoonlightって並べてるんですよ。
歌詞の世界観的に明るい方向へ向かっていくというところを見せたいときに、最初の部分は明確に暗い表現を持ってこないと伝わらない。
スターライトとムーンライト、月の光と星の光って夜のイメージがしやすくなる。そのときにやっぱりHAYATOの作詞は本当にすげぇなあ、と思いました。

HAYATO これ、何パターンもあったんです。最初、英語が多かったんですけど、SWAGのみんなにより伝わりやすいように日本語にしようとか、あと、元々僕のパートだけすごい暗い、落ちてる部分で、歌い始めからは希望の歌みたいな感じ。元々は違っていてイメージは俺が天使。みんなを包み込むよ、みたいな、そういう感じで最初は作ったんだけど。

REI 天使…

KENSHIN HAYATOが天使? 悪魔側ですよ、どっちかっていうと(笑)

HAYATO いやいやそうじゃないわ!(笑)神様みたいな。包み込むよみたいな感じで始まろうとしたんですけど、でもやっぱり今の方がいいな、って。

KENSHIN よかったよ、HAYATOが神様みたいなのはちょっと違いますよね。

REI やっぱこう闇感をね。

HAYATO 誰が闇じゃ!(笑)結果こうなって、ストーリーも見えてきた。

REI 本当にこの最初の歌詞でより曲が映えたっていう。大きい1000ピースのパズルをみんなで作ってる感じですね。
タイトルもNAOYAがサブタイトルで「未来ノトビラ」ってつけてくれたんです。英語でかっこよくSTARLIGHTで締めるのもいいと思うんですけど、この曲は自分たちのメッセージ性っていうのをすごく大事にしているんです。発信力というところも意識していて、そうなったときに日本語でのせることによって、より気持ちが入ってくるところはありましたね。

――NAOYAさんは曲についていかがですか?

NAOYA 僕は(ダンスの)構成をやらせてもらったんですけど、めちゃくちゃ時間かかりました。
みんなが詞を考えてみんなで考えて作った曲だからこそ、この歌詞に沿って、ちゃんとストーリーや情景 が伝わるような構成にしたいなと思ってて。今回HAYATOが振り付けをやって、2人で……

HAYATO めっちゃ悩んだよね。
やりたい構成とやりたい振りをリンクさせるのがすごく難しかったです。
みんなで作ってきたこの曲をいいものに作らなきゃっていう。

NAOYA そうだね。

HAYATO プレッシャーじゃないけどそういうのもあって……。本当に夜の公園で振り作ってました。スターライトとムーンライトを感じながら(笑)
で、NAOYAくんが作ってくれた構成とリンクさせて、形になりました。達成感がすごかったな。

NAOYA ね、すごかったね。

――やっぱり今までとちょっと楽曲への取り組み方っていうのが気持ち変わりましたか。

HAYATO こういうの、楽しいなってなりましたね。
これからもどんどん制作サイドに関わっていきたいな、という意欲が上がりました。

ONE N' ONLYが気持ちよく明るく元気にしてやる!

――このEPを聴いてくださる方にメッセージをお願いします。

REI 苦しい状況が続いていて、2021年はいろんなアプローチの仕方をしてきたんですけど、改めて『YOUNG BLOOD』っていう原点に戻ってきていろんな力強さと、技術でも魅せていけるんだということを受け取って欲しいなっていうのが一番ですね。

TETTA ONE N' ONLYが気持ちよく明るく元気にしてやる!っていう気持ちが込められたEPになっているし、他のカップリングもすごく思い入れが強いです。
今回Blu-rayでライブ映像が入っているのも注目してほしいところですね。初めて見た方もワンエンの良さをもっと知ることができるし、今後成長していくところも一緒に応援してほしいなと思います。

KENSHIN 僕たちのいろんな思いが詰められていて、本当に特別な作品になっているのでその思いをぜひ受け取ってほしいです。当初から僕らが言ってた唯一無二とか、ONE N' ONLY、JでもKでもないJK POPということをこのEPで少しずつ体現していってるのかなって思います。それをぜひ堪能していただきたいですね。

EIKU 去年はいろんな楽曲をやってきたんですけど、僕たち自身もSWAGも2022年の良いスタートを切れる1枚になっていると思います。そして、この『YOUNG BLOOD』で改めてONE N' ONLYとして、突き進んでいきます、という気持ちも込められているので、そこも注目しながら、この1枚を聴いてほしいな、と思います。

NAOYA まずは本当にみんなにお待たせしました、って。久々に盤で届けられるのが本当に嬉しいですし、それもSWAGのおかげだと思ってるので、本当にありがとうを伝えたいです。そして、「ワンエンの武器ってこれだよね」「ワンエンの強みってこれだよね」って改めて思ってもらえたら嬉しいですね。
このアルバムを聴いて、みんなも血が騒ぐぐらい楽しんでくれたら、2022年も最高の1年になると思いますので、たくさん聴いてほしいです。

HAYATO ONE N' ONLYらしい1st.EPになっているのでこれでみんなにも元気を与えたいなと思いますし、ONE N' ONLYもより進化していきたいと思いますので、「目を離すなよ」、「ついて来いよ」と強気でいきたいなと思います。

2022年、メンバーに期待することは? 個性豊かな回答に注目!

――最後に2022年、自分以外のメンバーに期待するところについてお聞きしたいです! まずはREIさんからお伺いしましょうか。

KENSHIN 去年、舞台をやっていたんですけど、いい意味でワンエンと違う良さが出ていたので、やっぱり今年も俳優のお仕事をやってほしいですね。

TETTA 声がいいのでREIが声優で出るアニメも見てみたいです!

――じゃあ続いてTETTAさんにはどうでしょう?

一同 ……。

TETTA えっ、ない!?

REI いや、いっぱいあるのよ。いずれですけど、ちょっとソロで歌聴いてみたいなっていうのはありますね。

KENSHIN ソロ曲!

TETTA 面白そう。

REI 個人的に見たいのはR&Bゴリゴリなやつ。せっかくあんなすごいフェイクの技術を身につけてるんで。それに歌に対する気持ちもやっぱり強いし。あと、バラエティー。

KENSHIN それだよね!
このキャラクターを世の中が見つけたらめっちゃおもしろそうですよね。

REI KENSHINはモデルを見てみたいんですよね。堂々とランウェイを歩く。上村謙信として。

TETTA 俳優を見てみたいです。一緒にやっていたときも思ったんですけど、KENSHINって純粋なんで、そういうのが演技にも出てる。もっと見たいなってシンプルに思いました。

REI EIKUはクリスマスライブで弾き語りをやったんですけど、いずれは、恒例というか、EIKUのコーナーにしていっても。めちゃくちゃ反響いいし。

HAYATO ドラムもみたい。

REI それも見たい!

EIKU ワンエンの楽曲で。

KENSHIN あー、いいね!

NAOYA もう1曲ぐらいEIKUの考えたフリを踊りたいな、って。ちょっと強い系の振り 見てみたい。『Video Chat』はけっこう明るい系でキャッチーだったから。

EIKU いいですね。やってみたいです。

――続いてNAOYAさんはいかがですか。

REI 衣装をプロデュースしてほしいですね。

KENSHIN ライブの衣装とか。

HAYATO やってほしいね。

TETTA 草川フォトブックとか。写真撮るのが好きなんで。NAOYAにいいカメラを渡して、ずっと撮ってもらう!

EIKU 本人は映らない?

TETTA 本人ももちろん映るんですけど、NAOYAが監督したものを見たい。

――最後、HAYATOさんはどうでしょう。

KENSHIN ラップを作ってください。

REI 1回やってほしいのはダンスバトルに出てほしい。アーティストなのに、普通にアンダーグラウンドで戦えるみたいな。

TETTA 観たいわー!

KENSHIN あとSASUKEに出てほしいですね。

REI EIKUも出てほしい。

EIKU スポーツ系出たいな。逃走中も出てみたい。

TETTA いいところまでいきそうだよね。観たいなー。

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撮影 / 奥田耕平、取材・文 / ふくだりょうこ

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