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竹内結子、“スピン・ドクター”役で6年ぶり連ドラ主演 「“テレビのお仕事だ”って思いました(笑)」

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リアルサウンド

 女優の竹内結子が、2019年1月10日からスタートする木曜劇場『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)で主演を務めることが決定した。

参考:『残穢』公開、そして6月は『クリーピー』も! ホラー・クイーン竹内結子の帰還を祝う

 本作は、情報を操作し影で社会を動かす“スピン・ドクター”を、日本で初めて題材にするノンストップ・エンターテインメント。

 竹内が演じる主人公・氷見江(ひみ・こう)は、弁護士ながら専門は危機管理で、その主戦場は法廷ではなくスキャンダルの裏側。これまで社会的窮地にいるクライアントを99.9%の確率で救ってきた天才トラブルシューターであり、必要ならば嘘すら正義に変える凄腕のスピン・ドクターだ。特に氷見には「危機にある女性の最後の砦」という信念があり、女性を救うためであれば手段を選ばず、どれほどの逆境であろう覆すことを絶対に諦めない。そんな氷見がさまざまなスキャンダルと対峙し、逃げ場を失い崖っぷちに立たされている女性の心に寄り添い、手を差し伸べ、危機から救うべく奔走する姿を、斬新な映像で描いていく。

 竹内にとって本作は、『世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP』(2015年)以来4年ぶりの地上波ドラマ主演であり、地上波連続ドラマとしては『ダンダリン 労働基準監督官』(2013年/日本テレビ系)以来6年ぶりの主演。フジテレビ系連続ドラマとしては、『ストロベリーナイト』(2012年)以来の実に7年ぶりの主演となる。また、木曜劇場の出演は『ムコ殿』(2001年)以来18年ぶりで、今回初の木曜劇場主演を飾る。

 演出を務めるのは、Perfumeの作品や星野源「恋」のミュージックビデオなどを手がける映像クリエイターの関和亮。関がプライム帯連続ドラマの演出を務めるのは本作が初となる。

 また、世界を代表するラグジュアリーファッショングループ、ケリングのブシュロンとのタイアップをはじめ、同グループの世界的なブランドが、日本のドラマでは初めて全面的に衣装協力をすることも決まっている。

<竹内結子 コメント>
■6年ぶりの地上波連続ドラマ主演を務めるにあたっての気持ち
地上波の連続ドラマに出演すること自体が久しぶりのような感覚があって、お話をいただいた時は“テレビのお仕事だ”って思いました(笑)。

■連続ドラマでは初タッグとなる関監督との撮影現場の雰囲気
まずは、カメラワークが面白くて。でも、お芝居に関しては的確に演出してくださるので、とても安心して現場にいられます。

■氷見の役どころについて
氷見は、あらゆる情報を操作し、イメージを操る、人をプロデュースしているような、特殊な役柄だなと思います。役作りと言うほどでもないのですが、プロデューサーさんやマネージャーさんを見て参考にしたりもしていますね。演じる側に気を遣ってくださる方々が、どうやって気を遣ってその気にさせているのかな、というのを見ています(笑)。

■氷見はどのような女性か、どう演じていこうと思っているか
氷見には“なんだ、この天才は”と思うほどの経歴があり、何かに長けている人は何かが欠けているという意味で言うと、人とのつながりも非常に潤滑にできるし、人とのやりとりもそつなくこなせる。でも、同時にものすごくおかしなところ、欠けたところが彼女の中にもあると思うので、そこを見つけながら楽しんで演じていきたいな、と思います。

■視聴者へメッセージ
まず言葉の掛け合い、そして毎回出てくるクライアントの問題を、どう解決していくのか、というとこを楽しんでいただきたいです。台本を読んでいるだけでも、いったいどこでこんな仕掛けをしたんだろうと思うようなトリッキーな部分があるので、そういったところにも注目していただきつつ、登場人物たちのやりとりを楽しんで見ていただけたらな、と思います。

<演出:関和亮 コメント>
スピン・ドクターという聞きなれない職業の主人公たちが、聞きなれた問題に向かう痛快ドラマを竹内結子さんはじめ魅力的な俳優陣と作っていきます。1話完結、1話入魂で臨みます。お楽しみに。

<編成企画:加藤達也 コメント>
毎日取り沙汰されるセクハラ、パワハラなどのスキャンダル。女性を取り巻く問題が多く取り上げられています。一つほころびが出てしまうと、世間で袋だたきに遭い、人が追い詰められてしまう時代。不寛容のあまり、まわりを気にして縮こまってしまいそうになる世の中。平成という時代が終わり、新しい時代が始まろうとするタイミングに、竹内さん演じる氷見江といった登場人物たちがとにかくキラキラして、自由で、楽しそうで、シャレていて、大胆で、ユーモアがあり、痛快に世の中と渡り合って、女性を救っていく。新しい時代を表すような、かっこいい女性たちの姿を描きたいと思いました。人生には大なり小なりさまざまなトラブルが降りかかると思います。そんな、どこか閉塞感や生きにくさを感じる女性の背中を押して行くような、明るく楽しく、人生を肯定していくドラマにしていきたいと思います。このドラマには竹内結子さん、関和亮監督をはじめとする本当に才能豊かなキャスト・スタッフに集結していただきました! 普段ドラマだけではなく、ミュージックビデオやCMなど色々なジャンルで活躍される才能が集まった奇跡のような座組でお送りする渾身(こんしん)のドラマ! 是非ご期待ください。

(リアルサウンド編集部)