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東京で半世紀ぶりに《空也上人立像》を公開 特別展『空也上人と六波羅蜜寺』3月1日より開催

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重要文化財《空也上人立像》康勝作 鎌倉時代・13世紀 京都・六波羅蜜寺蔵  写真:城野誠治

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重要文化財《空也上人立像》を、東京で半世紀ぶりに公開。さらに平安・鎌倉彫刻の宝庫、六波羅蜜寺の名宝を一堂に公開する特別展『空也上人と六波羅蜜寺』が、3月1日(火)より東京国立博物館 本館特別5室にて開催される。

平安京に疫病が流行した際、念仏をひろめた空也上人。その念仏をとなえ歩いた姿を目の当たりにするような、写実的な像である《空也上人立像》は、運慶の四男である康勝の代表作とされ、つねに市井の人々と共にあった上人への畏敬の念と、口から6体の阿弥陀仏が現れたという伝承を表したもの。平安時代中期の僧・空也上人が、《十一面観音菩薩立像》を本尊として京都・東山の地に創建した六波羅蜜寺(創建時は西光寺と称した)・宝物館に安置されている《空也上人立像》を、同展ではぐるりと360度存分に鑑賞することができる。

そのほか、六波羅蜜寺の創建時につくられた《四天王立像》、定朝の作と伝えられる《地蔵菩薩立像》など、平安から鎌倉時代の彫刻の名宝を一堂に公開。数々の作品を通じて、大きく歴史が動いた平安から鎌倉の仏像の移り変わりも紹介する。

重要文化財 《四天王立像のうち持国天立像》平安時代・10世紀 京都・六波羅蜜寺蔵 写真:城野誠治
重要文化財《薬師如来坐像》平安時代・10世紀 京都・六波羅蜜寺蔵
六波羅蜜寺 写真:浅沼光晴

【開催概要】
特別展『空也上人と六波羅蜜寺』
会場:東京国立博物館 本館特別5室
会期:2022年3月1日(火)~2022年5月8日(日)
時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(3月21日、3月28日、5月2日は開館)、3月22日(火)
料金:一般1,600円、大学900円、高校600円
※事前予約(日時指定券)推奨
※関連展示として本館11室にて六波羅蜜寺所蔵の作品を公開
展覧会公式サイト:https://kuya-rokuhara.exhibit.jp

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