アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート、ヨアキム・トリアー最新作が7月公開
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「The Worst Person in the World(英題)」
第94回アカデミー賞の脚本賞、国際長編映画賞にノミネートされている「The Worst Person in the World(英題)」が、7月1日より東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
本作は「母の残像」「テルマ」で知られるノルウェーの映画監督ヨアキム・トリアーの最新作。主人公は30歳という節目を迎えたものの、人生の方向性がどうにも定まらない女性ユリヤだ。グラフィックノベル作家として成功した歳上の恋人は、しきりに身を固めたがっている現状。そしてある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的な男性アイヴィンに出会う。ユリヤ役のレナーテ・レインスヴェは第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。
アメリカでは4スクリーンという限定公開ながら絶好調のスタート。2020年から2022年にかけて公開された外国語映画のスクリーンアベレージでも「パラサイト 半地下の家族」「燃ゆる女の肖像」に続く第3位のヒットを記録した。また映画批評サイトのRotten Tomatoesでも、本日2月14日時点で批評家スコア97%という高評価を維持している。映画監督のポール・トーマス・アンダーソンも「THE WORST PERSON IN THE WORLD is the best movie in the world.」と絶賛のコメントを寄せた。
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