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吉田鋼太郎演出×阿部寛主演「ヘンリー八世」再演決定、金子大地らメインキャスト続投

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彩の国シェイクスピア・シリーズ「ヘンリー八世」チラシ

吉田鋼太郎が演出、阿部寛が主演を務める「ヘンリー八世」が、9月16日から25日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演される。

これは、2020年に「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第35弾として上演されたものの再演。メインキャストは初演からの続投となり、阿部がヘンリー八世役、吉田が枢機卿ウルジー役を演じるほか、トマス・クランマー役で金子大地、キャサリン役で宮本裕子、アン・ブリン役で山谷花純、バッキンガム公爵役で谷田歩、ノーフォーク公爵役で河内大和が出演する。

初演は、新型コロナウイルスの影響で公演期間の後半が中止になっていた。吉田は公演中止の決定後、阿部に再演の話を持ちかけたところ「やりましょうよ」と返されたというエピソードを明かし、「後日その旨確認するとやはりやってくれるらしい。出演者達全員にも再演の意思を訊ねたら全員やると言っている。つまりこの再演はあれこれ試行錯誤の後に決まったのではなく、ほぼ中止が決まった時点で動き始めた企画という事になる。出演者も初演と99%同じメンバーで、皆満を持している。阿部寛のキングはじめ、更にパワーアップ、更に想いが深くなっていく『ヘンリー八世』、ご期待下さい」と話す。阿部は「あの血が煮えたぎるようなシェイクスピアの世界に再び戻れることに今からワクワクしています」「今度のヘンリーはさらなる進化を遂げることになるだろう。楽しみで仕方がない」と意気込みを述べた。

なお本作は、彩の国さいたま芸術劇場 大ホール公演のあと、愛知、大阪、北九州、宮城でも上演される予定だ。埼玉公演のチケット一般販売は、7月9日にスタート。

吉田鋼太郎コメント

約2年前、公演中にコロナで中止が決まり、どうにも気持ちの落ち着かせどころが見つからず、帰るに帰れず楽屋でコーヒーなど啜っていると、1人又1人、同じ気持の役者達がゾロゾロと集まって来て

「悔しいですね。地方公演も全部ダメらしいです。」

「なんともなりませんかね。」

と泣き事を並べている内、阿部ちゃんもやって来たので、何しろ多忙の阿部ちゃんなのでダメ元で

「阿部ちゃん、もっかいやろうよ」

と持ちかけてみると意外にも

「やりましょうよ」

と言ってくれた。

ような気がした。

後日その旨確認するとやはりやってくれるらしい。

出演者達全員にも再演の意思を訊ねたら全員やると言っている。

つまりこの再演はあれこれ試行錯誤の後に決まったのではなく、ほぼ中止が決まった時点で動き始めた企画という事になる。

出演者も初演と99%同じメンバーで、皆満を持している。

阿部寛のキングはじめ、更にパワーアップ、更に想いが深くなっていく「ヘンリー八世」、ご期待下さい。

阿部寛コメント

あの血が煮えたぎるようなシェイクスピアの世界に再び戻れることに今からワクワクしています。

2年前コロナで中止になった時、悔しさと同時にこれも1つのチャンスだと思った。

案の定その日に鋼太郎さんが俺に再演の話を持ちかけてくれた。もちろん「やりましょう」と答えた。

あの日からずっと自分の中のヘンリー八世は続いている。

しかもほぼ全員が同じキャストでやれることに感謝している。

今度のヘンリーはさらなる進化を遂げることになるだろう。

楽しみで仕方がない。

彩の国シェイクスピア・シリーズ「ヘンリー八世」

2022年9月16日(金)~9月25日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
※愛知、大阪、北九州、宮城公演あり。

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎

出演

ヘンリー八世:阿部寛
枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎
トマス・クランマー:金子大地
キャサリン:宮本裕子
アン・ブリン:山谷花純
バッキンガム公爵:谷田歩
ノーフォーク公爵:河内大和

大石継太、間宮啓行、廣田高志、工藤俊作、櫻井章喜、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、杉本凌士、水口てつ、佐々木誠、松本こうせい、大河原啓介、鈴木彰紀、齋藤慎平、松尾竜兵 / 石井咲、古庄美和、山田美波、坂田周子、沢海陽子、悠木つかさ