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吉田鋼太郎演出・阿部寛主演『ヘンリー八世』、公演中止を乗り越え待望の再演が決定

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『ヘンリー八世』

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吉田鋼太郎が演出、阿部寛が主演を務める『ヘンリー八世』が、9月16日(金)から25日(日)まで、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演されることが決定した。

この作品は、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズの第35弾として上演されたものの再演となる。元々は2020年2月に上演されたが、 世界的に大流行となった新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、終盤の公演が中止に。そこから2年半を経て再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結した。

舞台は16世紀の英国王宮。ヘンリー八世の寵愛を受け、出世のために策略をめぐらす高慢な枢機卿ウルジーは王侯貴族たちの非難の的になっていた。ある晩、ウルジーが催す晩餐会で王は王妃キャサリンに仕える女官アン・ブリンに心を奪われる。王は王妃との結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、宗教や複雑な国際問題が絡み、歴史的な問題へと展開していく。

メインキャストは初演と同じく、阿部がヘンリー八世役、吉田が枢機卿ウルジー役を演じるほか、トマス・クランマーを金子大地、キャサリンを宮本裕子、アン・ブリンを山谷花純、バッキンガム公爵を谷田歩、ノーフォーク公爵を河内大和が演じる。

再演にあたり、演出を務める吉田は公演中にコロナで中止が決まった2年前、阿部を含めたキャストにすぐに再演を持ちかけたことを明かし、「つまりこの再演はあれこれ試行錯誤の後に決まったのではなく、 ほぼ中止が決まった時点で動き始めた企画という事になる。出演者も初演と99%同じメンバーで、 皆 満を持している」と全体の士気の高さを語った。主演を務める阿部も「今度のヘンリーはさらなる進化を遂げることになるだろう。楽しみで仕方がない」と意気込みを語っている。

埼玉公演は9月16日(金)~9月25日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演、その後愛知、大阪、北九州、宮城公演が予定されている。なお、埼玉公演のチケットは7月9日(土)に一般発売される。

【公演概要】
彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ
『ヘンリー八世』
9月16日(金)~9月25日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
※愛知、 大阪、 北九州、 宮城公演あり

<スタッフ>
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎
(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)

<キャスト>
ヘンリー八世:阿部寛
枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎
トマス・クランマー:金子大地
キャサリン:宮本裕子
アン・ブリン:山谷花純
バッキンガム公爵:谷田歩
ノーフォーク公爵:河内大和

大石継太 間宮啓行 廣田高志 工藤俊作 櫻井章喜 塚本幸男 飯田邦博 二反田雅澄 杉本凌士 水口てつ 佐々木誠 松本こうせい 大河原啓介 鈴木彰紀 齋藤慎平 松尾竜兵
石井 咲 古庄美和 山田美波 坂田周子 沢海陽子 悠木つかさ
演奏:サミエル

公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/henry82022/

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