福田悠太（ふぉ～ゆ～）「舞台の上で暴れまくります！」　パルコ・プロデュース2022『腹黒弁天町』上演中

パルコ・プロデュース2022『腹黒弁天町』が現在、東京・紀伊國屋ホールにて上演中だ。同所で2月20日(日)まで上演したのち、22日(火)・23日(水・祝)に大阪・松下IMPホールでも上演となる。

本作は、喜劇の名手・鈴木聡が夏目漱石の名著『坊っちゃん』の世界にインスパイアされて書き上げ、1994年に劇団ラッパ屋の公演として初演されたもの。

青年教師が田舎町で出会う、計略や陰謀にまみれた教師たち、町の有力者、マドンナ、芸者……。『坊っちゃん』の匂いがそこかしこに漂う世界観に、温かな人情と抗いきれない現実が哀しくも可笑しく入り交じる“鈴木聡節”が見事に掛け合わされた傑作をパルコ・プロデュースとしてリバイバル上演する。

パルコ・プロデュースでは2020年1月、鈴木聡の名作『阿呆浪士』（1994年初演、1998年再演）を、若い俳優を中心とした座組で華やかに蘇らせ、好評を博した。『腹黒弁天町』では、劇作家・演出家・俳優の松村武が演出を務めた。

キャストには物語の主人公となる、東京から赴任してきた若いふたりの教師を、ふぉ～ゆ～の福田悠太と辰巳雄大。共演には伊勢佳世や伊藤純奈、木村靖司、土屋佑壱、政岡泰志、さらに中村まこと、そして久保酎吉と、硬軟自在な実力派俳優が集結している。

理想・正義と社会の俗・欲望との間で揺れ動き、翻弄され葛藤する―きっと誰しもが思いあたる、人生の物語。血の通った粋な名作は時代や世代を問わず、今の我々にも何かを問いかけてくるはずだ。

＜財前涼太役：福田悠太（ふぉ～ゆ～）・コメント＞
沢山の方にご迷惑とご心配をおかけしましたが、今日無事に初日を迎える事ができました。舞台『腹黒弁天町』傑作です。名だたる役者の皆様と同じ舞台に立てる喜びと伝統ある紀伊國屋ホールに立てる事を誇りに千秋楽まで走り抜けたいと思います。劇場に来て下さるお客様全員を演劇パワーで明るく楽しい気持ちになってもらえるように舞台の上で暴れまくります！よろしくお願いします！

＜山岡大介役　辰巳雄大（ふぉ～ゆ～）・コメント＞
舞台『腹黒弁天町』遂に幕を開ける日が来ました！お待たせしました！伝統のある紀伊國屋ホールで演劇界を縦横無尽に活躍する最高な役者の皆様と腹黒弁天町の世界を生きます！12日から紀伊國屋ホールはまさに演劇のパワースポットと化します！毎公演、必ずお客様に熱いものをお届けします！そして今回来ることの出来ない方、出来なくなってしまった方の為にもまたこの作品をこのカンパニーで観たいと声が上がる作品にすると約束します！今まで以上の感染対策と今まで以上の演劇愛を持ってカンパニー一同、劇場でお待ちしております！宜しくお願いします！

■公演情報
パルコ・プロデュース2022『腹黒弁天町』

＜東京公演＞
2月4日(金)～20日(日) ※4日(金)～11日(金･祝)は公演中止
会場：紀伊國屋ホール
料金：9,500円（全席指定・税込）※未就学児入場不可
＜大阪公演＞
2月22日(火)～23日(水・祝)
会場：松下IMPホール
料金：9,500円（全席指定・税込）※未就学児入場不可