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Koki,が「牛首村」での出会いに感謝、清水崇は「鏡や水たまりに映る自分」で葛藤表現

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「牛首村」初日舞台挨拶の様子。左から田中直樹、大谷凜香、高橋文哉、Koki,、萩原利久、芋生悠、松尾諭、清水崇。

「牛首村」の初日舞台挨拶が本日2月18日に東京・丸の内TOEIで開催され、キャストのKoki,、萩原利久、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香、松尾諭、田中直樹、監督の清水崇が登壇した。

本作は北陸に実在する心霊スポット・坪野鉱泉をテーマに、“牛首村”にまつわる秘密と忌まわしい風習を描いたホラー。Koki,は17歳の女子高校生・奏音と、その妹・詩音の2役で出演した。

奏音・詩音姉妹の父役で参加した田中が「僕とのシーンが初日でしたね。しかも初めての映画出演かつ主演で、緊張はした?」と尋ねると、Koki,は「初日ははっきりと覚えています。自分の心臓の音が聞こえるくらいすごく緊張していました!」「でも田中さんのフランクさのおかげでだんだん緊張が和らいでいきました!」と笑いながら返答。また田中の演じたキャラクターについては「温かく包み込んでくれるお父さんで、奏音・詩音のことを大切に思ってくれている素敵な人柄でした」と説明した。

芋生は「全部が見せ場ですが、特に観てほしいのはエンドロールのあとです! 詳しいことは何も言えないんですが……ぜひ!」と述べ、大谷は「坪野鉱泉では、まさかまさかのスタッフさんもいない状況で、Koki,ちゃん、莉子ちゃんと撮影しました! リアルなリアクションをぜひ見てほしい!」とアピールする。今作のテーマを“もう一人の自分”と述べた清水は「今は誰でも違う自分になれる時代。個人の中での葛藤を、鏡や水たまりに映る自分で表しています。そういった二面性にも注目してほしい」と語った。

Koki,、萩原、高橋の共演シーンについても質問が飛ぶ。印象深い場面を聞かれた高橋が「電車のホームでお芝居をしたところです。現場の雰囲気も好きでしたし、実際に映画で観ても印象的です」と話すと、Koki,も「いろんな奇跡が重なったシーンなんです!」と続ける。萩原は海のシーンを挙げ「3人ががっつり絡んだシーンなので、シチュエーションも含めぜひ観てほしいです」と述懐。また作品の魅力については「ホラー要素のほかに“人と人とのつながり”という部分も楽しめる作品。ホラー映画が得意な方も苦手な方も楽しめると思います」と解説した。

イベント終盤には、悪霊退散の意味も込めて「牛首村」特製モーモークッションを登壇者が投げるコーナーも実施。最後にKoki,は「この映画のおかげで、本当に素晴らしい出会いや経験をさせていたただき、勇気をたくさんもらえました。ずっと私を信じてくださり、ありがとうございました」と感謝の思いを伝え、イベントを締めた。

「牛首村」は全国公開中。

※Koki,のoはマクロン付きが正式表記

(c)2022「牛首村」製作委員会