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松岡茉優「春にぴったり。パワーをチャージして」 3年ぶり春公開の『映画ドラえもん』をアピール

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『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』完成報告会より

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国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画41作目『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』の完成報告会が2月20日、都内で行われ、ゲスト声優の松岡茉優とミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が出席した。

ミルクボーイ

1985年に公開されたシリーズ6作目を、新たな脚本と現代の最新技術を盛り込みリメイク。ドラえもんたちが、ピリカ星の大統領・パピと力を合わせ、クーデターを起こした独裁者のギルモア将軍からピリカ星を救う大冒険を繰り広げる。

当初2021年3月5日から全国公開される予定だった本作が、1年の延期を乗り越え、タイトルは“2021”のまま、ついに劇場のスクリーンに。脚本を手掛けるのは『さよなら、ティラノ』『サイダーのように言葉が湧き上がる』『交響詩篇エウレカセブン』などで知られる佐藤大。人気バンドのOfficial髭男dismが主題歌「Universe」を書き下ろした。

松岡は本作のオリジナルキャラクターであり、パピの姉・ピイナ役を演じており「長く愛された作品なので、私に務まるだろうかとも思いましたが、正直『やったー!』と電話越しに叫んでしまった」と喜びを回想。「優しいだけじゃない、強くてたくましい女性を演じてほしいという言葉をいただき、たくさんテイクを重ねてくださった。皆さんが、手とり足とり教えてくださり、支えになりました」と感謝を示した。春にドラえもん映画が公開されるのは『映画ドラえもん のび太の月面探査記』以来、3年ぶりとなり「一歩を踏み出す勇気、諦めない気持ち、仲間との絆が描かれていて、春にぴったり。映画をご覧になって、パワーをチャージして新生活を頑張る勇気になれば」と待ちわびたファンにアピールしていた。

松岡茉優

ミルクボーイの二人は、内海がピリカ星の大統領・パピを守るために立ち上がる“地下リーダー役”を、駒場がドラえもんたちの助けにより敵の攻撃を免れる“パイロット役”をそれぞれ演じており、「初めての声優がドラえもんの映画。緊張したんですけど、セリフは一言くらいやろな~と思っていたら、その20倍くらいあって(笑)。難しかったですが、頑張りました」(内海)、「今日のために、スーツをドラえもんと同じに色にしてきました。声優をやることになり、親せきも喜んでくれて、一生の自慢になります。」(駒場)とユーモアを交えて、初挑戦を振り返っていた。

内海崇(ミルクボーイ)
駒場孝(ミルクボーイ)

完成報告会にはドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の演出担当で今回メガホンをとった山口晋監督も駆けつけ、映画の完成をお祝い。山口監督は「お話をいただいたときは、夢みたいだなと思いましたが、(公開が)延期になってしまって、時間だけがズルズル過ぎてしまったので、本当に夢なんじゃないかと。ようやく公開が決まり、『あっ、本当なんだな』と実感しております」と感無量の面持ちを浮かべていた。

山口晋監督

軍事クーデターという設定について「製作前は時代錯誤じゃないかと思ったが、完成と同時に地球のあちこちで似たようなことが起こってしまって。21世紀になっても、人間は変わらない。タイムリーになってしまい、怖いなと」と複雑な胸中を明かし、「でも、僕らができるのはドラえもんの面白さって何だろうと知恵を絞るだけ。明日から頑張ろうと思ってもらえれば、それが一番幸せ」と作品に込めた思いを語った。

取材・文=内田涼

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