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大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ出演 『月の満ち欠け』2022年冬公開決定

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『月の満ち欠け』 (c)2022「月の満ち欠け」製作委員会

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第157回直木賞受賞のベストセラー小説『月の満ち欠け』が実写映画化。2022年冬に公開されることが決定した。

原作は、1983年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから、『ジャンプ』『Y』『身の上話』などを手がけ、昨年は『鳩の撃退法』も映画化された佐藤正午の時を超えたラブストーリー。

主幸せな日常から一転、数奇な運命に巻き込まれていく主人公・小山内堅の28歳から55歳を大泉洋が演じる。そして、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役を有村架純。また、Snow Manの目黒蓮が、瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦の20歳から39歳の大人になった姿までを演じる。さらに、大泉との共演は3回目となる柴咲コウが、深い愛を持って家族を見守る小山内の妻・梢役を演じる。

『ストロボエッジ』『余命一か月の花嫁』の廣木隆一が監督を、脚本を『ビリギャル』『そして、バトンは渡された』の橋本裕志が担当する。

主人公の小山内堅(大泉洋)は、愛する妻と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で妻と娘を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、謎の男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たちをつなぐ、数奇な愛の軌跡が描かれる。

【キャスト・スタッフコメント】
■⼤泉洋
今回演じた小山内堅という役は、同じくらいの娘を持つ父親として、
今まで演じた役で一番感情移入しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で一番辛い役でした。
でも最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います。
廣木組には初めて参加させていただきました。
決して多くを語ってくれるわけではないのですが、こんなにも演じやすい場を与えてくれる監督も居ないと思いました。
なんのひっかかりも、ストレスもなく、自然に役者がその世界に入れるように撮影してくれていたのだと思います。
『月の満ち欠け』と言う作品は様々な人々の愛に溢れた映画です。
辛いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是非味わっていただきたい。
どうか劇場でご覧になって、ご自身の大切な人に思いを馳せていただけたら嬉しいです。

■有村架純
何度⽣まれ変わっても会いたいと思える⼈に⼀⽣涯で出会えるとしたら。ロマンさえも感じてしまう⼈⽣の壮⼤さを最初に脚本を読んだ時に感じました。
また、個⼈的な話にはなりますが、廣⽊監督の作品に参加させていただくのは三度⽬になります。廣⽊監督の前でお芝居をすることはいつも以上に緊張しますが、この空気感さえも懐かしく、どこか⼼地良さも覚えたように思います。寡黙な廣⽊監督ですが、監督が持つピュアさを演出から感じられて、この物語全体がどのような紡がれ⽅をするのか楽しみです。
夢のような、現実のような不思議なことがもし起こったとしたら。⾃分は⼀体誰の⽣まれ変わりなんだろう、そんなことを想像できるのも作品の良さなのかもしれません。公開を楽しみにしていてください。

■⽬⿊蓮
お話を頂いてすぐに原作を読ませていただきましたが、演じる三⾓という役どころがとても重要なことに驚きと不安を覚えたのと同時に、⼈柄が⾃分と重なる部分があり、「⾃分がやるべきだ」と少し運命を感じました。
⼤泉洋さんとは初共演でしたが、現場での⽴ち振る舞いや作品に対しての向き合い⽅が素敵で勉強になることばかりでしたし、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と、廣⽊組の⼀員となって作品を作り上げられる機会を頂けたことが本当に有り難かったです。
今後の⾃分の⼤きな宝になる作品と巡り会えたと確信しております。

■柴咲コウ
梢は⼀⾒すると、⾃⼰主張の強いタイプではなく、家族をフワッと包み込むような優しく朗らかな⼥性ですが、奥に秘めた、愛を貫く強い意思があります。
そんなキャラクターを演出してくださったのは20年ぶりにご⼀緒させていただくことになった廣⽊隆⼀監督。 打ち合わせの段階からこちらの意⾒にも真摯に⽿を傾けてくださいました。
堅役の⼤泉洋さんとは、以前時を超えた親⼦役で共演。今回は夫婦役です。役の汲み取り⽅、お芝居の⾜し算引き算、周りへの配慮、ブレない安定感…またもや⼤泉洋という⼈間としての魅⼒を、改めて感じました。私も⼤好きな「⽉」がキーとなる作品。
どのような仕上がりになっているのか私も今から楽しみです。

■廣⽊隆⼀監督
⽇本映画で憧れの曲が流れる映画です。
懐かしい⾼⽥⾺場のオープンセットも⾒られてこんな素敵なキャストと原作と内容でいい映画になってほしいと思ってます、いやなってるはずです、きっと。
映画を⾒てくれた皆さんがある⽇何処かで⽉を眺める機会があったらもう⼀度この映画を思い出してくれたら嬉しいです。

『月の満ち欠け』
2022年冬公開

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