Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 情熱のフラミンゴの島村和秀が「かもめ」を再構成、さまざまな言語で群像劇描く

情熱のフラミンゴの島村和秀が「かもめ」を再構成、さまざまな言語で群像劇描く

ステージ

ニュース

ナタリー

映画美学校アクターズ・コース 2021年度公演「かもめ」チラシ表

映画美学校アクターズ・コースによる2021年度公演「かもめ」が、3月4日から7日まで東京・ユーロライブで上演される。

これは、朝比奈竜生が翻訳したアントン・チェーホフ「かもめ」を、情熱のフラミンゴの島村和秀が再構成する公演。本作には、今期の映画美学校アクターズ・コース受講生と修了生が出演し、彼らの第一言語である日本語と日本手話、そして異言語や非言語を用いて、恋を巡る青春群像劇を描き出す。

上演に向け島村は「私たちは星です。時代の先端にいる彼らは100光年離れた点滅にどう応答するのか、そうした営みは100光年先の誰かに届き、応答を受け得るのか。健やかな青春ではなく、曇天たる不条理のなかを生きる彼らは(そして私たちも)時間と空間を超えて繋がり、大きな星座を描くのです」とコメントした。

島村和秀コメント

ロシアの片田舎で芸術を志す若者たちの姿を描いた「かもめ」に健やかな青春的様相はなく、曇天たる不条理とその群像が描かれています。

チェーホフという劇作家が「かもめ」を執筆して100年余り経った今。映画美学校アクターズ・コースにはさまざまな専門性や独自性を有した者たちが集まり、俳優技術を学び、修了公演にそれを上演します。

さて、私たちは星です。時代の先端にいる彼らは100光年離れた点滅にどう応答するのか、そうした営みは100光年先の誰かに届き、応答を受け得るのか。

健やかな青春ではなく、曇天たる不条理のなかを生きる彼らは(そして私たちも)時間と空間を超えて繋がり、大きな星座を描くのです。

映画美学校アクターズ・コース 2021年度公演「かもめ」

2022年3月4日(金)~7日(月)
東京都 ユーロライブ

原作:アントン・チェーホフ「かもめ」
上演台本・演出:島村和秀
翻訳・ドラマトゥルク:朝比奈竜生
楽曲制作:Coff

出演:今井彰人、今井ミカ、岡澤由佳、川野邉修一、こばやしかのん、坂本彩音、三好紀之、村岡佳奈、百花亜希、谷田部美咲、悠太、玲央、渡邉智美、渡部智子 / 浅田麻衣