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ハイクオリティなWOWOWオリジナルドラマを観よう!
“#推しドラWOW”コメント投稿キャンペーン特集

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WOWOWはスマホでも楽しむ時代が来た!

“WOWOW”と聞いたらアナタは何を思い浮かべるだろうか。映画、ドラマ、ライブやコンサート、そしてスポーツなどを楽しめるBSデジタル放送局? もちろんそのとおりなのだが、今挙げたような多彩なコンテンツを観るにはテレビがないと、と思ってはいないだろうか。それは大きなマチガイ! 今やWOWOWが誇る選りすぐりのエンタテインメントは、テレビだけではなくスマホやタブレット、そしてパソコンがあればいつでもどこでも楽しめる──それがWOWOWオンデマンドなのだ!

今回は、その中でもWOWOWのオリジナルドラマに着目! 脚本制作に時間をかけ、才能や労力を投入したハイクオリティな作品群はすっかりWOWOWの代名詞にもなっているが、ここではぴあが厳選した作品をピックアップし、映画ライターの皆さんのおすすめレビューをご紹介。この中から自分の“推しドラ”を見つけてツイートすると豪華賞品が当たるキャンペーンもチェックしよう!

あらためまして、
WOWOWオンデマンドってナニ?

■スマホ、タブレット、パソコンでいつでもどこでも!

映画も音楽もスポーツも、決まった時間に決まった場所だけで楽しむ時代はもう過ぎ去った。ネット環境さえあればWOWOWへの加入が可能。ユーザーそれぞれのニーズに応じて、家でも外出先でも移動中でも、さまざまなデバイスでエンタメを堪能できる!

■WOWOWが誇る3チャンネルを放送と同時配信!

WOWOWがもつチャンネルは、世界中から選び抜かれたエンタメを提供する<WOWOWプライム>、スポーツや音楽、ステージのライブ映像を届ける<WOWOWライブ>、洋画・邦画・往年の名画などを24時間楽しめる<WOWOWシネマ>の3チャンネル。このすべてがWOWOWオンデマンドでも同時配信されている。(一部、同時配信されない番組もございます)

■WOWOWでしか観られないエンタメコンテンツがたくさん!

WOWOWの代名詞ともいえる約200作品のオリジナルドラマはもちろんのこと、数々の海外ドラマや映画、スポーツ・音楽・ステージ中継のアーカイブなど、さまざまなコンテンツが配信されている。WOWOWでしか観ることができないレアコンテンツもいっぱいなのだ!

WOWOWオンデマンドの約200作品におよぶ
オリジナルドラマから、ぴあ厳選の珠玉の12作品をレコメンド!
推しドラを見つけてツイートキャンペーンに参加しよう!

『ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-』
2021年2月~放送

五・七・五が紡ぐ奥深い“俳句”の世界
ラップとのリミックスという意外性も

学校で習うが、実際に詠むこと機会はあまりない。近いようでもあり、遠いようでもあるのが俳句かも。昨今では夏井いつき先生が査定するバラエティー『プレバト!!』も人気だが、映像でフィーチャーした作品はほとんどない。そこが新味だ。

原作『桜木杏、俳句はじめてみました』は句会中心の話だが、ドラマではラップと組み合わせるという古今東西のリミックス。主演の広瀬すず、共演の宮沢氷魚も「想像できなかった」と驚く。

芸大リリックライター杏は普段、口数が少ないのに、話し始めると早口が止まらない、という少々クセありキャラ。一方、杏に俳句の才能を見いだす相手役の昴(宮沢)は広告代理店のコピーライター。こちらは、どこにでもいるような青年役。対照的なキャラ配置によって、ヒロインが際立つようになっている。

ドラマオリジナルのラップシーンもあるが、面白いのは句会のシーン。五・七・五が紡ぐ奥深い世界が垣間見られる。昴をめぐる三角関係も展開され、俳句を使った恋の駆け引きも。脇を固めるキャラクターもクセ強で、笑える場面も多い。(平辻哲也)

広瀬すず主演! 芸大生リリックライター桜木杏が俳句の世界に触れ、新しい自分と出会っていく。“言葉”をめぐり、熱く魂がぶつかり合う青春グラフィティ。原作は俳人、堀本裕樹の青春俳句小説。監督は、映画『五億円のじんせい』の文晟豪。

『ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-』
出演:広瀬すず 宮沢氷魚 毎熊克哉 / 田辺誠一 夏川結衣
原作:堀本裕樹「桜⽊杏、俳句はじめてみました」(幻冬舎文庫)
監督:文晟豪
脚本:荒井修子
音楽:Akiyoshi Yasuda(★STARGUiTAR)

『連続ドラマW 鉄の骨』
2020年4月~放送

原作:池井戸潤「鉄の骨」(講談社文庫)

“談合”に切り込む池井戸潤の小説を映像化
理想と現実に揺れ動く青年の選択は?

これまで『空飛ぶタイヤ』を皮切りに、池井戸潤のベストセラー小説の数々は連続ドラマWで映像化されて人気を呼んできた。その中の1本『鉄の骨』の舞台となっているのは、中堅建設会社の池松組。入社して4年目の社員、富島平太が、公共事業などを受注する業務部に異動したことで物語が動き出す。

まっすぐな思いを持って現場で働いていた平太が“談合部”と揶揄される組織で揉まれ、葛藤しながら何を思うのか──。揺れ動く平太を演じた神木隆之介をはじめ、常務取締役の内野聖陽、平太の教育係を演じた中村獅童、談合を取り仕切るフィクサーを演じた柴田恭兵らが、それぞれのアプローチで立場の違う登場人物に厚みを持たせている。

建設会社、銀行、検察などが入り乱れるストーリーがテンポよく進んでいき、全5話があっという間。組織の理不尽な面を描きながら、働く人の思いを浮き彫りにしていく池井戸潤ワールドをたっぷり楽しめる、社会派エンタテインメントだ。(細谷美香)

池井戸潤の同名小説を神木隆之介主演でドラマ化。欲望やしがらみが絡み合う談合の世界で、ゼネコンの若手社員が自らの理想と会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描く。監督を務めたのは、鈴木浩介と北野隆。

『連続ドラマW 鉄の骨』(全5話)
出演:神木隆之介 中村獅童 土屋太鳳 小雪 / 柴田恭兵 / 向井理 石丸幹二 内野聖陽 ほか
原作:池井戸潤「鉄の骨」(講談社文庫)
脚本:前川洋一
監督:鈴木浩介 北野隆
音楽:羽岡佳

『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』
2021年8月~放送

点と点が線になっていく展開が鮮やか
“警察の中の警察”を描く緻密なサスペンス

警視庁職員の不正を取り締まる警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の存在そのものが、これまでエンタメ作品ではあまり扱われなかった題材で、まずは興味を刺激される。1通の密告文書が暴く、深い闇とは? 時系列が過去と現在を行き来する語り口が手ごわく、前半は正直、忍耐力を要するが、その分、次第に点と点が線となり、さまざまな伏線が回収される後半戦は鮮やかのひと言。警察ドラマの枠を超えた緻密なサスペンスにして、熱いヒューマンドラマだ。

その上で注目したいのは、キャスティングの妙。WOWOWドラマ初出演となる松岡昌宏の堂々たる主演ぶりを軸に、松岡とバディを組む池田鉄洋、連続ドラマWには欠かせない仲村トオルらが熱演を披露。加えて、監察対象として物語のカギを握る泉里香は、これまでのイメージを覆す“闇”の体現者として、複雑な役どころを見事に演じている。

殉死した後輩刑事役の戸塚祥太(A.B.C-Z)が、幻影として登場するシーンもファンにはうれしい見せ場。(内田涼)

松岡昌宏主演で、伊兼源太郎による傑作警察ミステリーをドラマ化。「警察の中の警察」=警視庁人事⼀課監察係。警察官たちの誇りと意地、権謀術策が激しく交錯する緊迫ハードボイルド・サスペンス!「殺人分析班」シリーズの内片輝が監督を務めた。

『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』(全6話)
出演:松岡昌宏 / 泉里香 池田鉄洋 三浦誠己 戸塚祥太 (A.B.C-Z) / 眞島秀和 鶴見辰吾 / 仲村トオル
原作:伊兼源太郎『密告はうたう 警視庁監察ファイル』(実業之日本社文庫刊)
監督:内片輝
脚本:鈴木謙一
音楽:大間々昂

『連続ドラマW そして、生きる』
2019年8月~放送

丁寧に紡がれた脚本と透明感のある映像
そのタイトルが心に染み渡る

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『ひよっこ』などを手がけてきた岡田惠和の脚本を、『君の膵臓をたべたい』で知られる月川翔監督が映像化。『ひよっこ』でも岡田と組んでいる有村架純、映画、ドラマとチャレンジングな役柄に取り組み続ける坂口健太郎が主演を務めた。

ふたりが演じるのは、東日本大震災のボランティア活動で出会った瞳子と清隆。舞台は盛岡、気仙沼、東京、フィリピンへと移り、抗えない大きな波に飲み込まれそうになりながらも、何があっても誰かのせいにしない瞳子と弱さと強さを併せ持つ清隆が、懸命に生きていく。

男女の愛を軸に、被災者の想いや支援される側の物語、そして親から子への愛情も織り込まれている。いくつもの選択と向き合い、すれ違い、覚悟を決める瞳子の強さが美しい。丁寧に紡がれた脚本と透明感のある映像に引き込まれ、ラストを迎える頃には“そして、生きる”というタイトルが心に染み渡るヒューマンラブストーリーだ。(細谷美香)

有村架純×坂口健太郎で贈る珠玉のヒューマンラブストーリー。2011年に東北で出会ったふたりが現代日本で強く美しく生き抜く姿を人間ドラマの名手・岡田惠和が描き出す。大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』の月川翔が連続ドラマWで初の監督を務めた。

『連続ドラマW そして、生きる』(全6話)
出演:有村架純 坂口健太郎 知英 岡山天音 萩原聖人 光石研 南果歩 ほか
脚本:岡田惠和
監督:月川翔
音楽:村松崇継

『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』
2020年12月~放送

(c) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production

折り紙つきの良質ミステリードラマを日本へ
独自色も増した円熟のシーズン3

日本版『コールドケース』の強みは何よりもまず、オリジナル版が良質で面白いこと。“あのとき何が起きていたか”を再捜査という形で丁寧に丁寧にひも解いていくオリジナル版は、数ある犯罪捜査ドラマの中でも群を抜いて濃密なミステリーであり、心を揺さぶる人間ドラマでもあった。

そのフォーマットを忠実になぞりながら日本らしさを繊細に加えた本作が、見応えのあるシリーズになったのは必然。シーズン3ではオリジナル脚本を用いたエピソードが増え、日本版らしさが加速したことも功を奏している。

また、事件発生当時のヒット曲が物語を包むのも『コールドケース』のアイデンティティーだが、邦楽をさらに多く使うようになったのも正しい判断。もちろん、吉田羊演じる石川百合ら、捜査する側にも物語が進めば進むほど愛着が湧くわけで、あらゆる面でシーズン3は円熟期を迎えている。と同時に、1話完結を基本にした見やすさは変わらず。シーズン3から観始めるのも一案かもしれない。(渡邉ひかる)

日本版「コールドケース」待望の第3弾!吉田羊をはじめとする豪華キャストがさまざまな時代で起きた未解決事件の隠された真実を掘り起こす。監督は波多野貴文、内片輝、守下敏行、脚本は酒井雅秋、瀧本智行、野木萌葱、𠮷田康弘、蓬莱⻯太、瀬々敬久。

『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』(全10話)
出演:吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 / 三浦友和
監督:波多野貴文 内片輝 守下敏行
脚本:酒井雅秋 瀧本智行 野木萌葱 𠮷田康弘 蓬莱竜太 瀬々敬久
音楽:村松崇継

『WOWOWオリジナルドラマ 殺意の道程』
2020年11月~放送

バカリズム脚本ならではの
ハラハラと笑いの絶妙なバランス

バカリズム脚本による独特の笑いが魅力だが、その“核”となっているのが、これでもかというほど細かい会話の数々。ファミレスのメニュー、回転寿司と回らない寿司の味の違い、猫派と犬派などなど、父の復讐という大義の前では「そこ、どうでもいいわ!」とツッコミを入れたくなるようなくだらない会話やモノローグがてんこ盛りとなっているが、そうした“どうでもいいこと”が積み上げられることで、殺人計画の実行という非日常が妙なリアリティを帯びてくる。

バカリズムと井浦新という、性格的に細かそうなふたり(勝手なイメージです!)が、細か過ぎる会話を繰り広げるというのも面白いし、何より彼らの関係が兄弟でも親友でもなく、ビミョーに遠慮と気遣いが入り混じるイトコ同士という設定も素晴らしい。

一方、サスペンス部分に関しても、笑いで押しきって覆い隠すことなくキチンと描ききっている点もお見事。サスペンスコメディという言葉にふさわしく、ハラハラと笑いが絶妙なバランスで描かれ、満足度の高い作品に仕上がっている。(黒豆直樹)

バカリズムが脚本を手掛け、自ら井浦新とW主演で贈る、新感覚サスペンスコメディ! 亡き父親の復讐のため、窪田一馬は彼のいとこの吾妻満とともに“初めての殺人”に挑む。『住住』『架空OL日記』の住田崇がメガホンを取った。

『WOWOWオリジナルドラマ 殺意の道程』(全7話)
出演:バカリズム 井浦新 / 堀田真由 日野陽仁 飛鳥凛 河相我聞 / 佐久間由衣 鶴見辰吾
脚本:バカリズム
監督:住田崇
音楽:大間々昂

『連続ドラマW インフルエンス』
2021年3月~放送

3人の女性の捻れた友情が引き起こす
終わらない殺人の連鎖

高校生の友梨は、暴漢に襲われた転校生の真帆を守ろうとして男を刺してしまう。その様子を偶然目撃した友梨の幼馴染みで不良の里子がなぜか翌日、「自分が殺った」と警察に出頭することから物語が始まる。35年前の昭和の団地で起きた3人の女子高生が絡んだ殺人事件が、第2の殺人を生み、さらに10年後、20代になった彼女たちはさらなる殺人事件の当事者になっていく。本作はそんな終わらない殺人の連鎖とループを、それぞれに悩みを抱えた3人の捻れた友情を軸に描いているところがスリリングで面白い。

それぞれの殺人は、誰が誰のためにどんな想いや思惑で起こしたものなのか? 誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているのか? そして、女性小説家の及川トモミを訪ね、自分たちの殺人の記録を「小説にしてほしい」と懇願する現在の友梨の真の目的とは?

現在と過去を交錯させながら事件の核心に迫っていく構成も絶妙で、各話ごとに新たに明かされる驚愕の真実にどんどん前のめりになりながら次が早く観たくなる。友梨を演じた橋本環奈、真帆役の葵わかな、里子に扮した吉川愛の迫真の芝居、局面ごとに反転する3者のパワーバランスにも激しく心を揺さぶられた。(イソガイマサト)

橋本環奈が「ドラマW」初出演&初主演! 葵わかな、吉川愛との共演で近藤史恵の小説を連続ドラマ化し、女性たちが友情が引き金となって犯した3つの殺人事件を描くサスペンス。監督は「医龍」シリーズの水田成英と、映画『ゴーストマスター』のヤングポール。

『連続ドラマW インフルエンス』(全5話)
出演:橋本環奈 葵わかな 吉川愛 白洲迅 宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.) 大塚寧々 鈴木保奈美
原作:近藤史恵『インフルエンス』(文春文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子
監督:水田成英 ヤングポール
音楽:林ゆうき 菅野みづき 奥野大樹

『連続ドラマW 東野圭吾「さまよう刃」』
2021年5月~放送

TVドラマの枠を超えたスリルと臨場感
話題の監督が描く、復讐を取り巻く人間模様

東野圭吾の原作小説は、すでに日本と韓国で2度映画化されている。このWOWOW版は全6話/4時間57分という初TVドラマシリーズのフォーマットを生かし、2本の映画版とも全く異なり重層的な群像ドラマに仕上げた。

娘を少年たちに惨殺された主人公、長峰(竹野内豊)の復讐劇をタテ軸として、長野県のペンションで長峰とめぐり合う女性(石田ゆり子)、扇情的な報道を繰り返す週刊誌記者(瀧内公美)らの人間模様を描出。さらに事件を追う刑事役に三浦貴大、古舘寛治、國村隼らの実力派を配し、法律の矛盾、罪や命の重さといった複雑なテーマをどっしりと追求している。

そして商業映画デビュー作『さがす』が評判になっている片山慎三監督は、ドローンやステディカムを用いたダイナミックなカメラワークを駆使し、サスペンスフルな見せ場を創出。とりわけ都内某所の公園とホールを舞台に、長峰、犯人の少年、捜査陣らが一堂に会すクライマックスには、TVドラマの枠を超えた尋常ならざるスリルと臨場感がみなぎっている。(高橋諭治)

犯罪小説史に残る、東野圭吾、170万部超えの問題作を連続ドラマ化。娘の復讐に法を超えて突き進む父の行動は是か非か。あなたにも突きつけられる現代日本の罪と罰。竹野内豊が主演を務め、映画『岬の兄妹』の片山慎三がメガホンを取った。

『連続ドラマW 東野圭吾「さまよう刃」』(全6話)
出演:竹野内豊 石田ゆり子 三浦貴大 古舘寛治 瀧内公美 井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 本田博太郎 / 國村隼
原作:東野圭吾『さまよう刃』(角川文庫刊)
脚本:吉田紀子
音楽:髙位妃楊子
監督:片山慎三

※「古舘寬治」の「舘」は正しくは「左に舎・右に官」

『WOWOWオリジナルドラマ 演じ屋』
2021年7月~放送

奈緒と磯村勇斗がダブル主演
“演じ屋”たちが社会問題に切り込む!

野口照夫監督・脚本のインディ作品に連なるプロジェクトだが、もちろん本作だけの視聴でも全く問題なし。痴漢の冤罪で人生を狂わされた青年・トモキ(磯村勇斗)と“演じ屋”の女性・アイカ(奈緒)の出会いから始まる物語はユニークかつドラマティックで、1話30分弱の見やすさも手伝いテンポよく進む。

アイカをはじめとする演じ屋たち、彼らの仲間となるトモキのやり取りには乾いたユーモアがあるものの、扱う題材は至ってシリアス。少年を悩ます家庭内暴力、アルコール依存の闇など、演じ屋たちが解決に乗り出す問題は根が深く、やるせない結末すら容赦なく訪れる。また、キャラクター描写もドライに徹していて、物語の軸となるトモキとアイカ以外の演じ屋たちにもそれぞれ事情があるようだが、不必要に踏み込んでいくことはない。

人生の苦みも痛みも消え去っていくことはないが、抱えながら生きる強さを身につけることは可能だと、軽やかなエンディングが教えてくれる。(渡邉ひかる)

依頼された役になりきる職業、演じ屋。演じることで人々の心は救えるのか!? 演じ屋が描くシナリオが動きだす! 奈緒×磯村勇斗のW主演で贈るヒューマンストーリー。監督・脚本は、2000年代初頭にインディーズ作品として『演じ屋』を制作した野口照夫。

『WOWOWオリジナルドラマ 演じ屋』(全6話)
出演:奈緒 磯村勇斗
監督・脚本:野口照夫
音楽:花岡拓也

『連続ドラマW いりびと-異邦人-』
(2021年11月~放送)

荘厳な京都に立ち込めるアートの香り
異色作とも言える手触りのシリーズに

画壇の暗部に迫るサスペンスであり、人間の欲望と欲望が蠢き合うヒューマンドラマであり。その中でひとりの女性が奔走し、成長していく骨組みは正統派ながらも、荘厳な京都を主な舞台にアートの香りをふんだんに立ち込めさせることで、異色作とも言える手触りのシリーズになっている。

無名画家の描いた1枚の絵をきっかけに、画壇のめくるめく人間模様に翻弄されていく、高畑充希演じる主人公・篁(たかむら)菜穂のたどる運命は危うく、彼女の無鉄砲なキャラクターも相まってハラハラさせられっぱなし。しかしながら、折れない、曲げない強さもまた彼女の魅力であり、そんな主人公に安心してついていきたくもなる。

恐ろしい空気を全身から放つベテラン画家、曲者にも程がある母親、劣等感に苛まれ続ける夫ら、菜穂の周りを囲む登場人物たちも愚かしさを武器に、ドロドロした物語の面白さに貢献。知られざる画壇あるあるも楽しく、美しくも妖しい映像世界に浸りながら、不思議な爽快感の待つラストへひた走りたくなる。(渡邉ひかる)

大人気作家・原田マハの美術小説を、高畑充希主演で映像化。運命的に迷い込んだ異邦の地=京都でためされる、真なる美との対峙。愛憎渦巻く日本画壇をめぐるアートミステリー。監督は、映画『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎。

『連続ドラマW いりびと -異邦人-』(全5話)
出演:高畑充希 風間俊介 SUMIRE  梶芽衣子 松重豊
原作:原田マハ「異邦人(いりびと)」(PHP文芸文庫刊)
脚本:関久代
音楽:audioforce
監督:萩原健太郎

『連続ドラマW 華麗なる一族』
(2021年4月~放送)

原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)

骨太な脚本、重厚な演出、豪華なキャスティング
ヒシヒシと伝わってくる“本気と決意”

高度経済成長期、権力に取りつかれた男が仕かける大胆な銀行合併劇。さまざまな思惑が交錯する予測不可能なドラマが、半世紀のときを経て、先行きが不透明な時代を生きる現代人の心を大いに揺さぶる。

その裏で繰り広げられる父子の確執、兄弟の因縁、女たちの駆け引きがスリリングに展開する“ファミリー”の物語も見ごたえ十分。主演の中井貴一をはじめ、主役級が集結する豪華なキャスティング(特に中井とのコントラストを成す、長男・鉄平を演じた向井理の繊細な演技がすばらしい)、当時を見事に再現する美術、ヘアメイクや衣装。何よりも骨太な脚本と重厚な演出から、WOWOW連続ドラマWの“本気と決意”がヒシヒシと伝わり、結果としても『華麗なる一族』が時代を超えた不朽の名作であることを再認識させることに成功している。

ドラマとしての層も厚く、視点を変えることで、観る度に新しい発見があるのも魅力。オンデマンドでじっくりと、何度でも観返したくなる作品だ。(内田涼)

政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた山崎豊子の傑作小説を、中井貴一主演でドラマ化。脚本には、「連続ドラマW 沈まぬ太陽」などの前川洋一。監督は、映画『劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−』の西浦正記が務める。

『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)
出演:中井貴一 向井理 藤ヶ谷太輔 吉岡里帆 松本穂香 要潤 美村里江 笹本玲奈 福本莉子 麻生祐未 内田有紀
原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
脚本:前川洋一
監督:西浦正記 池澤辰也
音楽:得田真裕

『連続ドラマW 太陽は動かない ―THE ECLIPSE―』
(2020年5月~放送)

『海猿』シリーズのヒットメーカーが手腕を発揮!
日本では珍しい本格スパイアクション

藤原竜也と竹内涼真。初共演となったこのコンビネーションは最高だ。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント、凄腕のエース・鷹野一彦(藤原)と相棒の新人・田岡亮一(竹内)が、絶体絶命のピンチに直面しながら縦横無尽に活躍する。「連続ドラマW」の中でもとりわけスケールの大きさが際立つ本作は、日本には珍しい本格スパイアクションであり、巨大利権や国際間のパワーゲームを背景にしたポリティカルサスペンスであり、なにより絶品のバディものである。

人気作家・吉田修一の原案と監修によるオリジナルストーリー。映画版(2021年3月5日公開)の前日談に当たるこの物語では、未熟な田岡が過酷なミッションの数々を通して一人前のエージェントに成長していく姿が肝だ。そして田岡を実践で鍛え、信頼と絆を築いていく先輩・鷹野のクールな頼もしさ!

監督は『海猿』シリーズなどのヒットメーカー、羽住英一郎。爆弾のタイムリミットという設定が醸す緊迫のうえで、ハードボイルドな世界観で魅せる重厚な物語をじっくり紡いでいく。アクションもドラマも熱く描きあげる羽住監督の手腕が発揮されたエンタメだ。(森直人)

心臓に爆弾を埋め込まれたエージェントの命を懸けたノンストップ・サスペンス! 吉田修一の小説シリーズを、ドラマから映画への連動で映像化するメガプロジェクトの連続ドラマ版。藤原竜也と竹内涼真が初共演し、「MOZU」などの羽住英一郎が監督を務めた。

『連続ドラマW 太陽は動かない ―THE ECLIPSE―』(全6話)
出演:藤原竜也 竹内涼真 佐藤浩市 安藤政信 多部未華子 市原隼人 柿澤勇人 酒向芳 石橋蓮司 吉田鋼太郎
ストーリー原案:吉田修一
監督:羽住英一郎
脚本:林民夫
音楽:菅野祐悟
主題歌:King Gnu「泡」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

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