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小島聖「毎日新鮮で発見が多いです」 『ラビット・ホール』上演中 コメント&舞台写真到着

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『ラビット・ホール』より  撮影:田中亜紀

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演『ラビット・ホール』(小山ゆうな演出)が、2月23日(水・祝)より神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中だ。

本作は2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた作品。

かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いた戯曲を、2017年「チック」(翻訳・演出)で第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し数々の話題作を世に送り出してきた小山ゆうなの演出、連続テレビ小説「まれ」など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子による上演台本、夫婦を演じる小島聖と田代万里生をはじめ、占部房子、木野花、新原泰佑といった魅力的なキャストでおくる。

初日を迎え、「『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。」(小山ゆうな)、「俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。」(小島聖)、「僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。」(田代万里生)と、それぞれ充実した稽古期間を経ての手ごたえを語った。

上演時間は約2時間30分(途中休憩含む)。KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて3月6日(日)まで。3月12(土)・13日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演を予定している。

小山ゆうな(演出)コメント
この状況の中、お客様と共に初日を迎える事ができ、
満席の客席を見ただけで、胸がいっぱいになりました。
ご観劇くださった皆様ありがとうございます。
『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。
その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。
出演者の皆は、初日終わってからも、演技についての議論を重ねていました。
毎公演新鮮な瞬間が生まれると思います。引き続き、無理ない範囲でご観劇いただき、作品を応援いただければ幸いです。

小島聖(ベッカ役)コメント

この作品は、非常に心に響くセリフが多く、そのセリフの言葉たちがその日の気持ちによって、心への刺さり方が毎回違います。なので毎日新鮮で発見が多いです。
俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。そういう舞台上以外での時間がやはりお芝居にも表れるものだと思うので、信じられる5人で良かったなと思っています。
幕が開いたことが本当にありがたいと思うのと同時に、千秋楽まで全員が健康でありますように、そして世の中も落ち着いていくことを願うばかりです。

田代万里生(ハウイー役)コメント

KAAT 神奈川芸術劇場の今年度のテーマは「冒(ぼう)」。そのメインシ ーズン の最後を飾る作品、『ラビット・ホール』が、ついに開幕致しました。僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。
また今回の会場は 大スタジオという名称ですが、客席数は約200席ほど。役者は体にマイクを身に付けず演じています。生の舞台ならではの繊細な息づかいや感情の揺らぎを、是非体感して下さい。劇場でお待ちしております!

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