小栗了演出「群盗」幕開け、小出恵介が開幕の喜びと感謝
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舞台「群盗」より。
舞台「群盗」が昨日2月24日に開幕した。
「群盗」は18世紀に活躍したドイツの劇作家フリードリヒ・フォン・シラーによる戯曲。放蕩息子の主人公カールが弟フランツの策略で家を追い出され、義賊のリーダーとなる姿が描かれる。
開幕に際し、カール役を演じる小出恵介は「6年半ぶりの舞台出演となりますが、小屋入りしてみて、いよいよ本番という実感を噛み締めています。久しぶりに舞台に立ち、また演じられる、公演できるということを非常に嬉しく思います」と出演の喜びを述べ、「小栗了さん初演出のもと、丁寧に稽古を重ねてきたので、きっと楽しんで観ていただける内容になっていると思います。コロナ禍の状況下、劇場に足をお運びいただくお客様には本当に感謝に尽きます。お越しいただいた方が報いられるような誠意と姿勢を持って、『群盗』というこの作品をお届けしたいと思います」と言葉に力を込める。
カールの恋人・アマーリア役の池田朱那は「今も昔も変わらない人間の心の動きを感じていただけたら嬉しいです。個人的には、今村(俊一)さん演じるダニエルが大好きです。皆さまも、とっても可愛いダニエルを見て癒されてください」、フランツ役の新里宏太は「こんな大変な時期に劇場に来て観劇して下さるという選択をして頂き、ありがとうございます。この作品が1人でも多くの人に伝わって、1人1人の明日への活力になるよう、僕らはしっかりと舞台上で生き抜きたいと思います」とそれぞれの思いを語った。
公演は2月27日まで埼玉・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ メインホールにて。
舞台「群盗」
2022年2月18日(金)~27日(日)
埼玉県 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ メインホール
原作:フリードリヒ・フォン・シラー
演出・上演台本:小栗了
出演:小出恵介 / 池田朱那、新里宏太 / 鍛治直人、塚本幸男、山口翔悟 、妹尾正文、伊藤武雄 / 久道成光、上杉潤、西村大樹 / 中島拓人、今村俊一、尾形存恆、鈴木康史 / 池原滉大、太田龍之丞、佐々木崚雅
※2月18日から23日までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。