「鈴木敏夫とジブリ展」東京・寺田倉庫で開催、“油屋”をモチーフにした大型空間も
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「鈴木敏夫とジブリ展」ビジュアル (c)TS (c)Studio Ghibli
「鈴木敏夫とジブリ展」が7月1日から9月7日にかけて東京・寺田倉庫で開催される。
鈴木敏夫の映画プロデューサーとしての足跡のほか、書をはじめとする多彩な活動も紹介していく本展。今回は2つの新たな展示が登場する。
1つ目は巨大本棚。鈴木が子供時代から影響を受けた本、マンガが8800冊展示される。この巨大本棚は、“れんが屋”と呼ばれる鈴木の隠れ家をもとに構成された。
そして2つ目は、宮崎駿の監督作「千と千尋の神隠し」に登場する“油屋”をモチーフにした大型空間。これは東京会場限定の展示となる。
展覧会のアンバサダーを務めるのは滝沢カレン。音声ガイドは講談師の六代目 神田伯山が担当する。2人のコメントは下記に掲載した。
チケットは4月に発売される予定。通常チケットのほか特典付きバージョンも準備中だ。
鈴木敏夫とジブリ展
2022年7月1日(金)~9月7日(水)東京都 寺田倉庫 B&C HALL / E HALL
料金(税込):一般、大学生 1800円 / 中学生、高校生 1500円 / 小学生 1100円
滝沢カレン コメント
ジブリさんの世界との出会いは、まだまだ一桁の頃の私でした。
地球じゃないような場所にいる感覚がして、
どこか嬉しい迷いの空間に入れたような。
目に入ったジブリの景色は一瞬で手をグイと引き、
あの右も左も知らない私を夢中にさせました。
草木の緑が大量にフサフサしていて、
風が吹くとこちらまで風が肌にあたるほどの一心同体感。
スクリーンで観ているはずなのに....
そこを颯爽とはみ出し360度がジブリとなった日のことを忘れません。
奇妙なのに美しくて、やめられなくて、不思議になって、
あの世界にいくら入りたかったか。
29歳になった私にも変わらず、人生の楽しみや驚きを与えてくれます。
今、目の前がジブリの世界に変身するのですね。
本当に幸せです。
油屋で働けることになったくらい嬉しいです。
貴重な役割を本当に、本当に、感謝いたします。
六代目 神田伯山 コメント
ジブリの鈴木さんの背景には、エンターテイメントの大宇宙があります。
愛読されている本も展示されるようで楽しみです。
「また、会えたね!」がコンセプトだそうですが、過去のレギュラー番組で共演していた、
アンバサダーの滝沢カレンさんと私も、この大宇宙で再会できたらおもしろいですね。