日本の四季を収蔵作品で展観『花鳥風月 名画で見る日本の四季』岡田美術館にて開催
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伊藤若冲《孔雀鳳凰図》(部分) 江戸時代 宝歴5年(1755)頃 重要美術品 岡田美術館蔵[前期]
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すべて見る絵画を中心に、陶磁や漆工などの工芸品約100件(前・後期合わせて)を展示し、日本の四季がどのように表現されてきたかを紹介する『花鳥風月 名画で見る日本の四季』が、2022年3月6日(日)より開催される。
春の桜、初夏の牡丹に燕子花、秋の紅葉に冬の雪……。日本人は古くから、自然に親しみ、四季の風物を愛で、その美しい景色やわき起こる感情を絵画や詩歌などに表してきた。正月に始まり、ひな祭りや端午の節句、さらには花見や月見、花火見物などは、脈々と現代に受け継がれてきた日本独自の風習だ。
同展では、尾形光琳、酒井抱一ら琳派の作品、喜多川歌麿、葛飾北斎らによる浮世絵をはじめ、近代を代表する菱田春草や速水御舟、近年人気の高い伊藤若冲や田中一村の作品を交えながら、絵画の名作や工芸のデザインに見られる四季の美を、前期・後期に分けて紹介。
前期では、春夏編とし、伊藤若冲や田中一村、速水御舟らの名品を。後期では、尾形光琳《菊図屏風》や喜多川歌麿《深川の雪》(実物展示期間:7/16~10/3。10/4から12/18までは高精細複製画を展示)をはじめ、同館の代表作品を公開する。
自然に囲まれた箱根の地で、四季折々の花や鳥を慈しむ、安らぎのひとときを過ごしたい。




【開催概要】
『花鳥風月 名画で見る日本の四季』
会期:【前期】2022年3月6日(日)~2022年7月10日(日)
【後期】2022年7月16日(土)~2022年12月18日(日)
会場:岡田美術館
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:2022年7月11日(月)~15日(金)
料金:一般・大学2,800円、高中小1,800円
※リピーター割引あり
■美術館公式サイト:https://www.okada-museum.com/
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